【新唐人2013年12月2日付ニュース】先週末、香港では中国共産党の臓器狩りを糾弾する集会とパレードが、2日間にわたって盛大に行なわれました。初めて臓器狩りの事実を知った中国大陸からの観光客は、驚きを隠せません。
中国の玄関先・香港には、毎年数えきれないほどの観光客が大陸からやってきます。彼らが最も驚きを示すのが、法輪功学習者の共産党脱退パレードです。
「強制臓器摘出に反対する医師組織」DAFOH(ダフォー)が発起した署名活動は、11月末で100万人を突破しました。このことを受け、今回のパレードのテーマは中国の臓器狩りの罪悪の暴露のほか、梁振英行政長官の法輪功に対する迫害を非難する内容も加わりました。初めて見る光景に、中国大陸からの観光客らは驚きを隠せません。
広東省深センの観光客
「初めてです。すごく驚いています。大陸では言論が制限されていますが、ここは自由ですね」
広東省からの観光客
「驚いています。(法輪功は)強いですね」
臓器狩りの事実を初めて知った観光客は、許せない行為であると非難します。
広東省からの観光客
「あるまじき行為です。人間の命に対する、このようなやり方はとても残虐です」
民衆に共産党脱退を薦めるために、中国では脱退の必要性を訴える文言が書かれた「真相紙幣」が、ひそかに流通しています。
北京からの観光客
「『法輪功は素晴らしい』と書いてある紙幣を受け取ったことがあります。おつりでもらった紙幣から見たことあります。法輪功がここまで影響力があるとは驚きです」
香港市民
「社会には『真善忍』が必要です。この3文字は素晴らしい」
パレード隊列は香港の繁華街を練り歩いたあと、目的地の香港政府に到着し、大規模集会を行ないました。集会には香港政界の要人らも駆けつけ、中国共産党の解体と迫害の停止を呼びかけました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/12/01/atext1015278.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)