【新唐人2013年12月17日付ニュース】欧州議会は12日、中国の臓器狩りの停止を求める決議を可決しました。法輪功学習者などの良心の囚人から臓器を摘出し、暴利をむさぼっている中国当局に対し、議員らは許せない行為であると口を揃え、決議は中国人の生命のために行った努力の結果であると示しました。
欧州議会のドンスキス議員は、リトアニアの哲学者で歴史学者です。21世紀の今日、人間の命が臓器移植のための原材料になっている事は、想像もできないことで、許しがたいと述べます。
欧州議会 Leonidas Donskis議員
「この事はファッショまたは罪深い集権制国家ではなく、EUの戦略パートナー国で発生しており、21世紀において重要な役割を果たす国で発生しています。警告せざるを得ません。この種の事を断絶してこそ、中国を尊重することができ、さもないと許せません」
ドンスキス議員は、今回可決した決議は特定の国に対してではなく、声明への尊重を表すためだと述べます。
欧州議会 Leonidas Donskis議員
「これは宇宙に根ざしているもので、全ての文明国家が選ぶ基本的な価値観です。我々はそのために奮闘します。もし中国が我々の真のパートナーでいたいのなら、我々はこの価値観のために奮闘せねばなりません。これは中国に反対することではなく、この事が他の国で起きたとしても、同様に許しがたい事です。人間の命は貴重なもので、中国であれ、他の国であれ、尊重されるべきです」
ほかの議員も、同感を示します。
欧州議会 Ria Oomen-Ruijte議員
「中国当局に我々がこの事に注目している事を知ってもらい、彼らが本当にこの行為をやめるよう、説得したいと思います。この決議は欧州議会の決定で、議会は中国人民のために有益な事をしたいと思っています」
議員はまた、臓器狩りの停止を求める運動が、一般社会でも巻き起こることを望むと述べました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/12/14/atext1024359.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)