【新唐人2013年12月20日付ニュース】アジア最大のショッピングサイト、タオバオ(淘宝網)の出店者による抗議が続いています。タオバオの本社で100人以上の出店者がデモを行ったところ、当局に弾圧され、3人が連行されました。また、この件に関するネットの書き込みが削除されています。
12月17日、タオバオの本社では、100人以上のタオバオの出店者が抗議しました。彼らは虚偽の取引をしたとの理由で封鎖されたため、経済的な損害をこうむりましたが、これは大規模店舗に客が流れるようにするためだと彼らは訴えます。
当局は彼らを解散させ、デモ参加者、3人を連行しました。
タオバオの出店は、BとCに分かれます。Bは、営業許可証などが必要なうえ、1万6000元の入会費を払わなければなりません。一方、Cは入会費が不要なので、規模の小さな店舗はCに集まっています。最近、虚偽の取引という理由で、Cの店舗、6万店が封鎖されました。
幼児服をタオバオで販売する男性は、小規模な店舗は生き残るのが難しいと漏らします。
幼児服店舗の社長
「小規模店はタオバオで生き残れません。一方 タオバオは企業の出店に力を入れています。そこで、小規模な店舗はやっていけません」
12月初旬から、タオバオの出店者はネットを利用して、権利を守るための活動を始めました。彼らは、筋の通らない非合理な条項の排除、不公平な評価システムの改善などを訴えています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/12/19/atext1026614.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/工)