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中国当局「嬰児死亡はワクチンと無関係」

2014年01月06日

【新唐人2014年1月6日付ニュース】昨年11月から12月の間、中国ではワクチン接種が原因と思われる嬰児の死亡例が相次ぎました。これに対し中国当局は、17件の嬰児死亡事件は、いずれもワクチンとは無関係であるとの調査結果を発表しました。しかし、この調査結果に被害者家族は不信感を抱いています。

 

3日、中国国家衛生計画生育委員会と食品薬品監督管理総局は、康泰生物公司のB型肝炎ワクチン接種と関係があると疑われている死亡例に対し、9例が無関係と診断され、ほかの8例も初歩的にはワクチン接種とは無関係と診断されており、検視終了後に最終的な判断が出されると発表しました。また、別の重症であった患者は既に回復し退院していると伝えました。

 

昨年12月25日午前、山東省臨沂(りんぎ)市路庄村に住む蘇東亜さんの生後38日目の新生児が地元楊集医院でB型肝炎ワクチンを接種したところ、翌日の午前2時過ぎに死亡しました。

 

蘇さんは、病院はいつも偶然の一致による死亡であるという理由で問題をうやむやにするので、政府の調査は信用できないと話します。

 

被害者家族 蘇東亜さん

「ワクチン接種が原因だと思います。遺体の解剖が終わっても、何の回答もないので、院長に尋ねに行ったら、病院は警察を呼んで、家族6人を連行させました。携帯電話も没収されたうえ、警官に暴力まで振るわれました」

 

昨年12月18日、青島市に住む孫さんの子供は、生後42日目にB型肝炎ワクチンを接種したところ、翌日から高熱が出始め、高血圧、敗血症、脳血栓等の症状が現れました。病院側が治療を放棄したため、数日前に退院しました。

 

被害者家族 孫さん

「ワクチンを打った後に症状が出ました。病院に行ってすぐ『応急処置をしたが、手遅れ』と言われました。どうして子どもにこんな症状が出たのか全くあり得ない話です。この事が起こる前からワクチンとの関係を疑い、疾病予防抑制センターに何度も電話しましたが、あり得ないと言われ、詳しい調査もされませんでした」

 

現在、問題ワクチンのメーカーである深セン康泰生物公司、天壇生物公司、大連漢信公司の3社は既に生産を停止しています。報道によると、この3社は政府関連部門にニューバージョンの医薬品GMP、つまり優良企業の承認申請を提出しているとのことです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/01/04/atext1037106.html (中国語)

 

(翻訳/赤平 ナレーター/佐藤 映像編集/工)

 

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