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周永康の息子 正式に逮捕

2014年01月11日

 

周永康の息子 正式に逮捕

【新唐人2014年1月11日付ニュース】1月10日付けの香港の英文紙「サウスチャイナモーニング・ポスト」は、中国共産党政治局元委員、周永康元政法委員会書記の息子が逮捕されたと伝えています。

 

報道は事情を知る異なる3人からの情報として、周永康の息子、周斌は四川省および石油工業の不法な取引に関与した容疑が持たれ、現在弁護士を捜しているそうです。

 

消息筋によると、訊問のスピードを上げるため、調査チームには10名の高級警官が追加され、チームは習近平主席に直接調査の進展を報告するそうです。

 

今年41歳の周斌は、去年12月に刑事拘束されています。「サウスチャイナモーニング・ポスト」は、周斌の逮捕は、父親である周永康に対する司法手続きをスタートさせるための重要な一歩であると伝えています。

 

 

陝西省バス爆発事件 遺族らが抗議

 

1月5日に陝西省で発生した長距離バス爆発事件の被害者家族100人あまりが9日、地元政府の事故処理に対し、不満を示し、抗議。当局は大勢の警察を動員して抗議者を退散させようとして衝突が発生しました。

 

5日に発生した長距離バス爆発事件では、少なくとも5人が死亡し、24人が負傷。事故発生からすでに数日が経過しているにもかかわらず、当局による事故の真相説明は何もなく、様々な憶測を呼んでいます。

 

遺族らは、事故で死亡した家族の遺骨に対面できるかどうかすら分からないと、ネットに書き込んでいます。

 

 

武漢市「両会」閉幕 抗議の嵐

 

1月9日、湖北省武漢市の人民代表大会が閉幕しました。武漢市の3つの鎮から来た陳情者らが、会場の外で抗議を行いました。

 

「大紀元」の報道によると、当日、抗議者はおよそ300人に上り、横断幕やパネルを掲げて抗議。現場の警察と一時小競り合いが発生。

 

会議終了後、陳情者らは人民代表らに陳情書を渡そうとしましたが、代表らは無視していたそうです。

 

鄭州市で暴力立ち退き 泣き叫ぶ被害者

 

河南省鄭州市で暴力的な強制立ち退きが行われました。地元当局による強制立ち退きは8日から始まり、10日現在、20戸近くが被害に遭い、多くの住民が殴打され、負傷。見物者も殴打・拘束されました。

 

ネット上に関連情報を流した被害者は当局から警告を受けました。他の被害者らは報復を恐れ、声も出せない状況だそうです。

 

ラジオ・フリー・アジアは、匿名希望の被害者からの話として、当局は毎日100人以上出動して、重機を用いて強制立ち退きを強行していると報道。現場では被害者らの絶望に満ちた泣き叫び声が響いていたそうです。

 

報道によると、鄭州市政府はこの一帯に高層マンションの建設を予定しており、周辺住戸に対し、強制立ち退きを行っているとのことです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/11/atext1041685.html (中国語)

(翻訳/赤平 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

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