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強制土地収用で衝突 数十人負傷

2014年01月25日

【新唐人2014年1月25日付ニュース】広西チワン族自治区玉林市で、土地収用をめぐり、警察と村民の間で大規模衝突が発生しました。当局は武装警察や機動隊数百人を出動し、村民数十人を拘束。また、10数人の負傷者を出しています。

 

24日午前、地元村民は新唐人に対し、土地収用を拒む村民を鎮圧するために、千人近くの警官隊が地元政府で待機していると伝えました。

 

広西仁東鎮龔羅村 馮さん

「恐ろしい!昨晩は村の男性、全員外に逃げ出しました」

 

22日午前、地元政府は龔羅村の土地収用に武装警察や機動隊数百人を出動。村民との間では激しい衝突が発生し、複数の村民が負傷し、拘束されました。怒りが爆発した村民らが刃物や農機具などを手に、警官隊を取り囲みました。

 

広西仁東鎮龔羅村 李さん

「拘束された人の釈放を求めて、警察を取り囲みました。怒った警察が皆を退散させ、遅い人は殴られました」

 

地元村民、李さんによると、衝突の中、村民20数人が拘束され、小学生を含む10数人が負傷。うち、3人はすでに死亡したとの情報もあります。

 

情報によると、地元政府は去年生態パーク建設の名目で、村の農地300ムーを強制収用。しかし、補償金額が低すぎるため、村民らはサインを拒んでいます。

 

広西仁東鎮龔羅村 陳さん

「提示された金額、4万元/畝は安すぎです。野菜を植えれば、1万元/畝以上の収入になります。補償金が少なすぎるのは庶民への抑圧です」

 

地元政府は村民の抵抗を無視し、農地を1畝当たり35万元の値段で開発業者に売却。村民らは年末から毎晩徹夜で農地を守っているそうです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/01/24/atext1050414.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

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