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よだれ―よだれを防ぐには「脾」のケアを

2010年02月28日

日ごろ気にもかけない唾液だが、実はとても大切な働きがある。すなわち、

一、歯や口の粘膜を守る。
二、食べ物(デンプンや脂肪)を消化する。
三、口の中での食べ物の咀嚼(そしゃく)を助ける。
 
また唾液は三対の唾液腺、つまり耳下腺、顎下腺、舌下腺から分泌される。
 
西洋医学では、神経の異常に興奮したり唾液腺がふさがったりした場合、唾液が過剰になるという。しかし問題はその唾液が口から流れ出ることだ。これが「よだれ」。では、その原因とは?
 
漢方では、「脾は土に属し、唇や口は脾の状態を表す」と説く。つまり、脾が弱すぎたり強すぎたりすると、唇周辺の筋肉が緩んで唾液が流れ出てくるのだ。
 
 
では、この脾のケア方法とは?番組で詳しくご紹介します。お楽しみに。

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