【新唐人2014年3月26日付ニュース】24日、台湾行政院に突入した学生らが警察当局によって強制排除されました。台湾では、市民らがお金を集めて新聞広告を載せる形で、学生らを支持しています。また、ネット上で広く募金を呼びかけ、新聞やニューヨークタイムズに広告を載せ、サービス貿易協定の撤回を国内外にアピールすることを望んでいます。
「彼らはなぜここにいるのか?」サービス貿易協定の撤回を求める学生らを支持する広告が、25日、台湾の主要日刊紙2社に掲載されました。大学教授、香港、企業、親の立場から、サービス貿易協定に反対するのは一時的な街頭運動ではなく、国の将来を案じているためであることを訴えています。
台湾大学学生 雷さん
「我々学生を暴徒呼ばわりし、台湾経済を麻痺させていると言っていますが、学生に本当にそれほどの影響力と破壊力があるのでしょうか?それとも彼ら(メディア)が上にいる中共に気を使って、偏った報道をするのでしょうか?それから我々の両親たちに影響を与え、公正かつ公平な事ができないようにしようとしているのです」
「ひまわり学生運動」と名付けられた今回の抗議活動に対し、ある特定のメディアによって事実と異なるレッテルを貼られたことに抗議し、学生らは路上に止められているこのメディアの取材車にメモ用紙を貼付けました。
この「五星旗メディア」は、サービス貿易協定の弊害は報道せず、中国の肩ばかり持つメディアを風刺しています。学生たちは、メディアとして真実を報道してほしいと訴えます。
中央大学学生 蔡さん
「昨日は一日中ここにいましたが、メディアの姿は全くなく、夜12時になって、突然爆竹が鳴らされました。なぜかわかりませんが、爆竹が鳴ると、メディアが一斉に現れました。なぜだかわかりません。メディアは騒動が好きなのでしょうか?真実を報道しません」
わずか4時間のうち、3300人あまりの市民が659万台湾ドルを寄付し、ニューヨークタイムズの国際版に全面広告を出しました。「ひまわり学生運動」8日目、各界からはますます熱い支持が寄せられています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/03/26/atext1089263.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)