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「ひまわり学運」は中国民主化の手本

2014年04月16日

【新唐人2014年4月16日】2006年から中国での臓器狩りに関する独立調査を行なっているカナダの元国会議員、デービッド・ギルガー氏は、ノーベル平和賞にノミネートされた人権活動家でもあります。キルガー氏は最近台湾に渡り、ひまわり学生運動を間近で観察し、台湾は中国民主化のための最も良い手本になれると述べました。

 

カナダ元国会議員 デービッド・ギルガー氏

「学生たちは争議をもたらしている両岸貿易サービス協定を立法へ押し進めました。立法院の議場占拠で見られた平和で理性的な行動を我々は支持します」

 

馬英九総統と学生たちには、9カ国36人の国際的学者から連名書簡が送られました。キルガー氏は台湾に渡り、立法院の近くでひまわり学生運動を観察しました。学生らの平和的で理性的な行動を目の当たりにし、長年中国の臓器狩りの暴挙を国際社会に告発してきたキルガー氏は、台湾は中国民主化の手本になれると述べました。

 

カナダ元国会議員 デービッド・ギルガー氏

「中国人の民主化はあり得ないと言う人がいますが、台湾での出来事はどう説明しますか。中国人の民主化はもちろんあり得るし、しかもずっと前進しています。台湾はまさに

中国の最良の手本です。中国人にとっても 世界にとっても、この日が早く来るほど良いのです」

 

今回の学生運動には、台湾の自由の為に戦ってきた先輩たちも感心します。

 

元中華民国副大統領 呂秀蓮さん

「今回のひまわり学生運動は大きな影響をもたらしています。彼らは『イチゴ』(2008年の学生運動)ではなく、非常に知恵を持っていて、組織能力も高く勇敢でした。我々が気づいたのは、参加した学生らは国民党、民進党の観念がなく、超党派であることです」

 

台湾関懐中国人権聯盟 楊憲宏理事長

「両岸とも平和になりたいのであれば、台湾では自由に生活できるのに、中国では毎日抑圧される、これはいけません。なのに我々は人民を抑圧する残酷なならず者政府と未だに付合っているのです」

 

台湾のひまわり学生運動は幕を下ろしましたが、世界からはもちろん、対岸の中国でも注目され、民主化のために戦う人々に力を与えています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/04/15/atext1102369.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/田)

 

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