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中国の元軍人ら「周永康を銃殺刑に」

2014年08月18日

【新唐人2014年8月18日】周永康の摘発が発表されてから2週間以上経過しましたが、中国当局による処分結果はまだ発表されていません。一方、大陸の民間では周永康の死刑を求める声が高まっています。社会活動家や陳情者に続いて、退役軍人らも公開集会を行い、「周永康の銃殺刑」を求めています。

 

アメリカのニュースサイト「大紀元」によると、広東省深セン市の退役軍人およそ30人が、周永康の捜査が発表された翌日、横断幕を掲げ、爆竹を鳴らし、周永康の失脚を祝いました。また、「周永康を銃殺刑に」と書いた写真をネット上に投稿しました。

 

ユース五輪の「安定維持」強化 市民は不満

 

第2回「夏季ユースオリンピック」が南京市で行われていますが、南京は物々しい雰囲気に包まれています。未だかつてない警備体制がしかれ、市内では多くの道路が封鎖され、一部の市民は強制的に旅行に行かされています。また、他の地方からユース五輪を見に来た一部の人が当局に拘束されています。

 

アジア・フリー・アジアによると、南京市の孫林さんは3日間強制的に旅行に行かされ、ユース五輪が終わるまで自宅に帰ることができません。孫さんのようなケースは他にも多いそうです。

 

また、常熟市の人権活動家の顧暁峰さんは五輪の競技を見に南京に行こうとしましたが、警察に止められたうえ、24時間拘束されました。

 

ユース五輪を理由に、至る所で道路封鎖と安全検査が行われているため、日常生活が著しく妨害されていると、多くの南京市民もネット上で不満をこぼしています。

 

中央調査チームに陳情した陳情者が暴行を受ける

 

最近、中共の中央巡視チームが各地で汚職官僚の調査を行っているため、地方政府に緊張が走っています。地方政府は地元の陳情者が中央に訴えるのを防ぐため、マフィアを雇って陳情者に暴行を加えるところすら現れています。

 

アジア・フリー・アジアの8月17日の報道によると、徐州市豊県の劉桐林さんが12日、南京市で中央巡視チームに陳情した後、帰宅途中マフィアに暴行され、気を失いました。通行人が救急車を呼んで、病院に搬送されましたが、医者の診断によると、左手と足4か所が骨折し、アキレス腱も切れました。

 

また、11日にも中央巡視チームに陳情した73歳の女性が暴行され、左脚の膝下が粉砕性骨折になりました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/18/a1131217.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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