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臓器狩り証拠の抹殺を企む中共

2014年08月25日

【新唐人2014年8月25日】2006年に瀋陽蘇家屯での臓器狩りが発覚されてから、法輪功学習者からの臓器狩りの罪悪は隠せなくなりました。この人道に対する罪を暴く事は正邪の闘いとなりました。

 

2006年7月、カナダの国会議員キルガー氏と人権派弁護士マタス氏の報告書の結論は「法輪功学習者からの強制臓器摘出はかつて発生し、今なお続いている」。報告書は証人と証言、証拠を詳しく羅列したほか、中共が未だに説明できない事実を指摘しました。つまり 1999年法輪功への弾圧開始から、膨大な移植用の臓器が現れたのです。一体どこから来たのか。しかも、全てのデータは当局が提供したものです。

 

これはこの正邪の戦いの焦点となり、中共はもちろん必死に抵抗しています。この罪を隠すために、時には自ら一部の罪を暴くしかありません。2007年1月、中共衛生部報道官は死刑囚の臓器摘出を認めました。2012年、当時の衛生部の黄潔夫部長は国際医学誌「ランセット」の文章で、「中国は系統的に死刑囚の臓器を移植手術に使っている唯一の国である」と認めました。

 

黄潔夫は2005年にも「中国の移植用臓器の95%は死刑囚から来ている」と認めました。アムネスティ・インターナショナルの推計では、中国の死刑囚の数は毎年1700人です。たとえ この死刑囚が全員健康で、臓器を全て移植に使えるとしても、2000〜2005年までの6年間で行った移植手術のうち、4万1500件は臓器の出所が説明できません。

 

真相は1つしかありません。大量の法輪功学習者の臓器が使われているのです。中共の「階級の敵」からの臓器摘出は長年の歴史があります。文革の時、遇羅克が処刑されたあと、角膜が中共の労働模範に移植されました。あるベテラン軍医によると、1962年の中共の規定では、省クラスの地方政府には重犯罪受刑者の「資源再利用」機構を設ける権利があり、未だに続いています。

 

1982年には内容がさらに増え、重犯罪受刑者の臓器使用が合法化されました。1992年には臓器摘出が公開化され、産業化されました。

 

このような背景の下で、法輪功学習者は中共から「階級の敵」と定められ、生きたまま臓器を摘出され、虐殺されています。中共の虐殺に対し、台湾立法院、欧州議会、豪州参議院、イタリア上院人権委員会、アイルラドン議会外交事務および貿易聯合委員会、米国国会外交委員会などは相次ぎ中共を譴責する決議案を通過させています。

 

否定できなくなると中共は臓器狩り証拠を消し始めています。第1歩は事情を知る者の口を塞ぐ、または失踪させています。例えば、今年8月、臓器狩りに参与した吉林大学第一医院の王冠軍院長が汚職の容疑で取り調べを受け、姿を消しました。次に新たな虚言を造り出します。例えば、北京の臓器売買ネットワークを摘発し大々的に報道しました。これは罪を転化させるために、巧妙に画策されたもので、これまで説明に困っていた臓器の出所をマフィアの臓器売買からだと言いました。

 

しかしこの闇組織の臓器売買は2010年からでした。ではそれまでは?彼らは中共のまねをしたにすぎません。

 

あるメディアは中共のこの「虚言」を中共の内部闘争だと言っていますが、これは人間性とIQへの侮辱です。もし ヒムラーのユダヤ人虐殺をヒトラーが知らなかったと言ったら、ユダヤ人は信じるでしょうか。きっと「バカ」だと思うでしょう。中共は1つの政党として、1962年からこの罪を犯しています。党の指導者はこの罪を償わないと、ナチスと同じ結末になるしかありません。

 

本日のマイクロニュースはここまで。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/25/a1132826.html (中国語)

(翻訳/坂本 映像編集/李)

 

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