【新唐人2014年11月04日】美容整形は近年、人気が高まっていますが、特に韓国で非常に盛んです。しかし、中には未熟な腕の医師もいるため、手術が失敗に終わり、苦痛にさいなまれている女性も少なくありません。
金福淳(きむ ぼくすん)さんは、鼻の形が悪いと思っていたため、家族の反対を押し切り、全財産をはたいて美容整形をしました。合わせて15回も手術をしましたが、望んだ形になりませんでした。あとになって、執刀医は美容整形の専門家ではないことが分かりました。
被害者の金福淳さん
「顔がめちゃめちゃになりました。人間の顔ではありません。怪物よりも恐ろしい顔です」
こちらの朴(パク)さんは離婚したあと、胸を大きくしてから、理想的な相手を探そうとしました。しかし、豊胸手術により何度も感染した上、右側の乳房は左側の半分しかありません。
被害者の朴さん
「後悔のあまり2度も自殺をしました。もう誰も信じられません」
韓国人の多くが、完璧な容貌こそ、仕事の成功や理想的な結婚の近道だと信じています。美容整形ツアーの発展もあり、この産業の市場価値はすでに50億ドルに達しました。しかし、この1年で、手術の失敗や無資格医師に対するクレームは倍増しました。
韓国美容整形医師協会 趙晟弼会長
「過度な宣伝で、美容整形が商品だと思われ、買い物のような感覚になっています」
韓国政府のデータによると、韓国人1000人のうち、13人が何らかの美容整形をしたことがあります。これは世界で一番高い割合です。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/11/03/a1150877.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/水田 映像編集/李)