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湖北の農民が自作の「木牛流馬」で散歩 注目の的に

2015年01月28日
湖北の農民が自作の「木牛流馬」で散歩 注目の的に

【新唐人2015年1月28日】木牛流馬と言えば、三国時代に諸葛孔明が発明したとされる牛や馬の形に似せた荷駄車である。諸葛孔明は魏への北伐のときにこの木牛流馬を輸送用として使ったとされるが、その仕組みは明らかにされていない。史書の記載によると、「1日に数十里を移動することができ、積載量は400斤。しかも人手がかからない不思議な物」である。

 

現在に至るまで多くの人がこの「木牛流馬」の復元に挑戦したが、いずれも失敗し中国史上永遠の謎となっている。

 

最近、中国湖北省の農民で発明家の蘇さんが開発した「木牛流馬」が道行く人の注目を集めている。

中国メディアによると、湖北省十堰市鄖西県馬安鎮に住む農民でもあり発明家でもある蘇道成さんは、長年にわたり発明と機械製作を行ってきた。十数年前にはヘリコプターを自作し周囲を驚かせた事があったが、そのヘリコプターはすぐに落ちてしまった。

 

その後、蘇さんはミキサーやロボット等の小型機械を数多く作った。長持ちし、性能もよく、値段も手頃だったため、地元で人気を集めた。また、一部の発明品は他省での展覧会に展示され、表彰されたこともあるという。

 

2か月ほど前から蘇さんは「木牛流馬」の製作を始めた。高さ1.5メートル、幅2メートル、重さ250キロで、4本の足と2つの車輪で本物の馬や牛のように前進することができ、速度の調整も可能である。この「木牛流馬」はガソリンで動くので、牛で畑を耕すより手間と時間を省くことができると蘇さんは話す。

 

蘇さんのこの「木牛流馬」は十堰市の名物となり、「木牛流馬」目当てに多くの人が訪れるようなった。蘇さんは「木牛流馬」について、これからも改良を重ね、完璧なものに仕上げたいと語った。

 

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2015/01/20/a1170354.html (中国語)

(翻訳/佐久間)

 

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