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【禁聞】ロイターの封鎖は劉雲山批判が原因?

2015年03月29日

【新唐人2015年03月29日】イギリスに本拠を置く通信社「ロイター」のサイトが先日中国で封鎖され、多くのメディアが報じましたが、封鎖の原因については明らかになっていません。

 

ラジオ・フランス・アンテルナショナルは26日、「ロイタードットコム」の発行責任者、ビル・ライアダン(BILL RIORDAN)氏が従業員に送った社内メールによると、2月25日に掲載した中国の作家鉄流さんに関する報道が封鎖の原因かもしれないと伝えました。報道では「中共は中央宣伝部長劉雲山(りゅううんざん)を批判した81歳の作家に執行猶予付きの判決を下した」と伝えていました。

 

ロイターによると、中共の「中央ネットワークの安全及び情報化指導チーム(中央網絡安全和信息化領導小組)」からは、この報道を撤回しないとトムソン・ロイターは懲罰を受けるだろうと脅迫したそうです。

 

これに対し、ライアダン氏は、原則を貫き、確かであるこの報道を引き続き支持すると示しました。

 

雲南省で再度ウイグル族が警察を襲撃

 

去年3月1日、雲南省の昆明駅で発生した襲撃事件では31人が死亡し、141人が負傷しました。容疑者4人のうちの3人の死刑が3月24日に執行されました。2日後の26日、雲南省開遠(かいえん)市で再度警察が襲撃されました。

 

ラジオ・フリー・アジアによると、襲撃者は4人のウイグル族で、1人はその場で射殺され、3人は逃走。現在、地元当局は大規模捜索を行っており、近隣都市では民兵なども動員されています。

 

雲南省蒙自(もうじ)市武装部から出された「民兵出動の通知」では、市の二つの鎮でそれぞれ50人の民兵を出動し、検問に協力するように求めています。

 

一方、今回の襲撃事件について、地元メディアはまだどこも報道していません。

 

台湾 中共ハッカー対策機構設立

 

台湾立法院の「外交及び国防委員会」は26日、国家安全局の李翔宙(りしょうちゅう)局長を迎え、国家情報活動に関する報告を行いました。

 

李局長は報告の中で、台湾国家安全局は今年5月、「ネット安全処」を設け、中共ハッカーに対処すると述べました。また、質疑応答の際、台湾国家安全局は去年1年で、4万6000回以上のハッカー攻撃を受けたことを明らかにしました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/03/27/a1187251.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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