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外国メディア:中共の建国記念式典―「壮健な臆病者」

2010年02月18日

【新唐人2009年10月1日付ニュース】中共が巨額を費やして行った60周年記念式典が幕を下ろした。国際メディアも北京の閲兵式と軍事パレードを報道した。多くの記事で、この式典は「建国祝い」でもなければ、「全民祝賀」でもなく、単なる「一党独裁のカーニバル」と評価され、中共は60年間の歴史上の傷や暗黒面を避け、政治路線も左よりの傾向を見せていると指摘した。

「ニューヨークタイムス」は、中共指導者は虚勢を張る軍人隊列や象徴的意味を持つ車両、赤いミニスカートを身に纏い自動小銃を手にした女子民兵をもって、中国を統治した60年を記念したと指摘。記念式典は厖大で完璧と言えよう。前日まで灰色だった空も晴れたが、これらは自国民に見せ付けるためのパフォーマンスであり、「過去数十年の式典のコピーに過ぎない」もので、実に低俗で味気のないものだ。

ドイツ日報の記者は「壮健な臆病者」と題した評論文を発表し、中共はうわべは壮健だが、内心は虚弱で自信のない臆病者であると批評。「今回の贅沢な60周年記念式典では、大閲兵式、儀式、花火、中共統治の歴史展など一連のイベントを展開。しかし振り返ってみると、何か物足りない。不幸な時代への無関心、歴代の政治運動で命を失った数え切れない人々が忘れられ、眼前の経済成果だけがもてはやされている。」

多くの評論は中共政権確立後の前半30年と後半30年を比較した。「明報」は、中共が前半30年間に行った政策により、人民は巨大な苦痛を味わったと論評。特に晩年の毛沢東が歴史逆行の文化大革命を発動したことにより、民族全体を災難の深淵に陥れた。香港記者の程翔(てい しょう)氏は、前半30年間、中共は全国範囲で6000万人を死亡させたので、無実の罪で死亡した人の遺族に謝り賠償金を支払い、過ちを悔い改めるべきだと主張。

また、一部の評論文は北京の報道姿勢に疑問を投げかけている。香港のアップル日報は、中国がここ30年間で大きな成果を上げたのは間違いないが、それは決して中共の功績ではないと指摘した。論評は、中国のここ30年の成長は主に中共の過去の過ちを是正し、中共の関与を減らして得た結果であると結論付けた。

「ニューヨークタイムス」は「中国は共産党政権確立によるトラウマに沈黙」と題した文章を発表し、惨状を極めた長春の戦いを再現した。当時長春では、中共の包囲によって20万人の人口の内、少なくとも16万人が餓死したが、中共は図々しくも「長春は銃弾一発使用せず解放した」と豪語。ニューヨークタイムスは、中華人民共和国はあっけに取られる壮観な式典をもって60歳の誕生日を祝ったが、この国は共産党政権確立のために犠牲になった生命への黙祷は片時もなかった。当然国共内戦時に犠牲となった数百万人の戦死者や数百万人の地主、国民党の支持者や毛沢東によって粛清された政敵は言うまでもないと報道。

ドイツの「ベルリン日報」も北京の記念式典から内部の権力と思想闘争の新しい動向を探ぐり、清華大学の2200人の新入生と1000人の武装警察による「毛沢東思想万歳」隊列が記者の注意を引いた。文章は、「この偉大なる指導者に敬意を払う隊列は普通ではない。党は歴史の功績のみを認め、政治原則はもう堅持しなくなったからだ」と指摘。

「南ドイツ日報」は、人民共和国の60周年パレードは、中国が再び共産党の伝統的なやり方に戻り、個人崇拝を再建する可能性もあると指摘した。「胡錦涛は改革開放政策を継続すると公言しているが、軽視してはならないのは、これらの指導者が中国の政策を左に固めていることだ。鄧小平が生前禁止していた個人崇拝が再び台頭し始めた。胡錦涛と江沢民の巨大肖像が天安門の前を通過するとき、彼らは天安門の上で手を振っていた。」

中共独裁集団が巨額の資金と人力を費やして閲兵を行うその真の目的は一体?西側諸国に対する威嚇であるとの分析もあるが、カリフォルニア大学の中国問題専門家の劉新教授は、「中共が武力を誇示するのは国内の自国民を恫喝するためである」と指摘する。

http://ntdtv.com/xtr/gb/2009/10/06/a357607.html#video  (中国語)

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