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不可解な中国海軍の「レーダー照射」

2013年05月04日

 

【新唐人2013年2月7日付ニュース】中国海軍の艦艇がわずか3km離れた場所から、日本の海自艦艇に火器管制レーダーを照射しましたが、日本政府は事件から5日後になって、緊急記者会見を開き、状況報告しました。両国の行動をどの読み取るべきか、文昭さんの分析を聞いてみましょう。

 
司会者
こんにちは。
日本側は中国の意図がわからないとコメントしました。しかし、日本政府もこの異常事態をすぐには公表しなかったのですが、両国の行動をどう読み取るべきでしょうか?
 
評論家 文昭さん
レーダー照射事件の過程には不可解なところがあり、背後に何かがあるはずです。まずは中国艦艇が火器管制レーダーを日本艦艇に照射した行動自体、その動機が不可解です。両国艦艇は3キロしか離れておらず、万が一射撃が発生した場合、双方とも反応する十分な時間がありません。火器管制レーダーで相手を照射するということは攻撃準備に入っていることを意味するので、このような至近距離だと、相手は緊張と圧力の下先に射撃を発動する可能性があり、そうなると前者は自分を危険にさらすことになります。彼らが命を投げ捨てる覚悟ができていて、相手に先に打つよう迫る場合を除けばですが、もうひとつは、この事件が1月30日に発生していますが、日本は2月5日になって、緊急記者会見で公表しました。
 
この期間中に新米国務長官の就任があり、2月2日~3日には中国漁船の船長が日本の排他的経済水域で逮捕され、後に釈放されるといった事件がありました。最新の漁船事件においては双方とも大げさな報道はありませんでした。多分民間の感情をさらに刺激したくないからでしょう。だからレーダー照射事件の過程が尚更不可解に思えるのです。
 
私の推測ですが、レーダー照射事件発生後、日本がまず気にかけたのは控え目に相手と交渉し、騒がないことです。しかし、この目的は達成できず、駐日中共大使も軍艦を関連水域に派遣しないでほしいとの日本側の要求を拒否しました。中国の意図がはっきり判断できない状況の下で、日本は事件を公表しました。つまり、ボールを蹴り返して、中共に圧力を与え説明を求めているのです。中共が一方的に軍事挑戦をエスカレートさせ、また何も説明しない場合、外交において受動的になり、米国にも影響を与えることになります。
 
ありがとうございました。
 
(翻訳/坂本 映像編集/工)
 

 

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