HOME > ニュースページ > 国際 > 詳細

ニューヨーク・17番埠頭の「真相方舟」

2013年11月21日

【新唐人2013年11月21日付ニュース】2004年11月19日に出版された『九評共産党』は、中国共産党の由来と本質を最も系統的に、徹底的に暴いた書籍です。出版と同時に中国を含む中華圏に大きな衝撃を与え、ついに共産党脱退ブームが巻き起こりました。『九評共産党』出版から九年、本日は中国人観光客の共産党脱退を手助けするアメリカ・ニューヨークの観光スポットへとご案内します。

 

共産党脱退サービス志願者 洪さん

「我々はこのスポットで、真相を伝えて7〜8年になります。ここで共産党脱退を表明した人は8〜9万人に上ります」

 

高層ビルが林立するウォールストリートに隣接するこちらは、ニューヨークの17番埠頭。自由の女神に向かうフェリーの乗船場です。

 

11月に入り、観光業もオフシーズンに入っていますが、脱退サービスセンターのボランティアたちは依然として各種の真相資料を並べて、海の向こうからはるばるやってくる中国人観光客を待ちます。『九評共産党』出版から9年間、ここのボランティアを通じて、数万人の中国人が共産党組織からの脱退を表明しています。

 

共産党脱退サービス志願者 洪さん

「上海からの観光客でしたが、我々から新聞をもらうと、メモをこっそり渡してくれました。何かと聞くと、『帰ってから見るとわかる』と、後に見ると、十数人の脱退者の名前だったのです。全部本名でした」

 

2004年11月19日、大紀元時報の社説『九評共産党』が発表され、法輪功学習者らの平和的な反迫害の一部分として、『九評共産党』は中国共産党の成り上がりと本質を系統的に分析しています。

 

政治評論家 李天笑さん

「『九評共産党』は初めて高い見地から、多方面にわたり分析し、中共「邪霊」の憑物本質を指摘しました」

 

『九評共産党』の発表から10日後、最初の共産党脱退声明が海外の中国語メディアに出現しました。

 

翌年11月、中国共産党組織からの脱退者は590万に上り、2006年11月には1500万人に達し、2007年11月には2800万人、2008年11月には4500万人、2011年8月には1億人を突破しました。そして9年目の2013年11月、脱退者数は1億5000万人を超えました。

 

政治評論家 李天笑さん

「『九評』は1億以上の中国人の脱退ブームを誘発しました。『九評』を読むことで自ずと、中共の邪悪さが認識できたからです。『九評』は中国人の中共への幻想を捨てさせ、億に上る民衆を覚醒させ、道徳を取り戻させています」

 

17番埠頭には帆船“北京号”が静かに停泊しています。1911年に建造されたこの北京号は、第二次世界大戦当時、世界で2番目に大きい帆船で、帝制から共和へ向かった中国を目撃しました。今、再び中国人の心の変革を静かに見守っています。

 

共産党脱退サービス志願者 洪さん

「一家3〜4人が全部脱退した家族もあり、脱退した後こう聞く人もいました。『私が何者か知っているか』と、知らないと言うと、『中国の警察』と言うのでした」

 

ここで出会った中国人観光客には必ず『九評共産党』を渡します。ボランティアたちは17番埠頭で彼らは真相を積んだノアの方舟を建造していると述べています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/11/20/atext1007929.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/佐藤 映像編集/工)

トップページへ