HOME > ニュースページ > 国際 > 詳細

北朝鮮の張成沢氏側近が亡命要請

2013年12月07日

【新唐人2013年12月7日付ニュース】

マンデラ氏死去 中共の弔電が笑い種に

 

5日、南アフリカのネルソン・マンデラ元大統領が死去し、各国から追悼コメントが多く寄せられています。中国当局も哀悼の意を表した弔電を送り、中国のネットユーザーらもネット上で人権と自由のために戦ったマンデラ氏に敬意を表しています。

 

中国外務省は弔電の中で、「マンデラ氏は中国人民の古くからの友人である」と称えましたが、ネットユーザーらに嘲られています。

 

あるユーザーは、「この種のお世辞は北朝鮮の故金日成主席などのために取っておくべき」とコメント。

 

またあるユーザーは、「中国当局は一方では外国の民主人士を悼みながら、一方では国内の民主活動家を抑圧している。実に皮肉な事である」と述べています。

 

北朝鮮の沢氏側近が亡命要請

 

韓国メディアが12月6日、消息筋からの情報として、北朝鮮の金正恩第一書記の叔父で事実上ナンバー2とされていた張成沢(チャン・ソンテク)氏の側近が韓国に亡命を求めていると伝えました。

 

韓国国家情報院(NIS)によると、張氏は先月北朝鮮国防委員会副委員長および朝鮮労働党中央行政部長の職を解任され、側近2人が処刑されたとのことです。

 

韓国YTNによると、張氏の資金を管理していたこの人物は、2ヶ月前から亡命を求めており、韓国当局者の保護の下、現在中国に滞在しているそうです。金第一書記一族の資金状況についても把握している可能性があるとも報じられています。

 

一方、韓国統一省は「真偽は確認できていない」とコメントしています。

 

中共 外国記者20人のビザ発給を拒否

 

6日付け「ニューヨーク・タイムズ」によると、中国に駐在している外国メディアの記者20人あまりが、中国当局からビザ発給を拒否されたため、年内に中国を離れる事になるそうです。

 

アメリカのバイデン副大統領は北京訪問中の5日、「ニューヨーク・タイムズ」と「ブルームバーグ」の駐北京記者と会見した際、中国の指導者には正式会談と晩餐会でこれらの記者を追い出した場合、深刻な結果を招くことになると警告したと示しました。

 

ただ、バイデン副大統領によると、習近平国家主席は警告に対し、中国は自国の法律に基づいて外国メディアに対処していると主張していたそうです。

 

「ニューヨーク・タイムズ」と「ブルームバーグ」の駐中国記者24名のビザが今年中に期限切れとなりますが、北京当局は新たなビザの発給を拒否しています。

 

報道によると、この2社が中国共産党上層部の汚職腐敗を報じた事が、当局の不満を買っているとのことです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2013/12/07/atext1019500.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)

 

 

 

トップページへ