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巨額の安定維持費の行方は?

2014年02月10日

【新唐人2014年2月10日ニュース】周永康が中国共産とう政法委員会書記を務めていた期間中、軍事費をも超える巨額が治安維持に使われました。周永康の失脚が国内外から注目される中、中国の民衆が安定維持費の行方を公開するよう、当局に求めました。

 

2月8日、中国各地から集まった62人の民衆が北京の中国財政部の前で、「政府情報公開条例」に基づき、2004年から2014年までの10年間に使われた各種救助資金、特には安定維持費の行方を公表するよう求めました。

 

湖南省の陳情者 劉有愛さん

「陳情者には安定維持費、困難補助費などがあると聞きましたが、何ももらっていません。だから財政部に聞いて、確かめたかったのです」

 

同じ日、各地から集まった陳情者らが北京の街頭でプラカードを掲げ、陳情者らを監禁している闇刑務所の資金源を公表するよう求めました。

 

湖南省の陳情者 劉有愛さん

「地方政府はこれらの金を『馬家楼』(闇監獄)の警察や警備員に使い、闇の交易を通じて、我々を馬家楼から出す時に200元の報酬を得るのです」

 

民衆の要求に対し、中国財政部は、返事は15営業日の後に書面で出されると答えたそうです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/02/10/atext1059255.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)

 

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