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習近平訪欧 中国当局神韻公演を妨害

2014年03月30日

【新唐人2014年3月30日付ニュース】習近平国家主席がベルギーを公式訪問するにあたって、中国当局はベルギー政府と警察にブリュッセルで開催予定の神韻公演の広告を取り下げるよう求めました。欧州議会もこの事に注目しています。

 

私の後ろにある神韻広告の正面は習近平氏の滞在先ホテルです。本来なら何の異常もない公演広告ですが、習近平氏の来訪によって、衝撃を受けています。

 

欧州議会のマクミラン・スコット副議長は、ブリュッセル市の市長に書簡を送り、この事への関心を示しました。同時に、法律的根拠がないのであれば、広告を取り下げないように求めました。

 

欧州議会副議長助手 Helen Joseph氏

「この種のやり方には失望しました。ブリュッセルは欧州議会の所在地でもあり、欧州議会は人権、民主、言論の自由の基礎の上に成り立っています。ベルギー政府は屈服しないで、国民が公演を観られるようにしてほしい」

 

28日午前、神韻公演の主催者であるベルギー法輪大法学会は記者会見を行い、中国当局の妨害行為を暴露しました。

 

ベルギー法輪大法学会 Nicolas Schoals会長

「最終的に神韻広告の取り下げを求めないとの書面通知が来ました」

 

記者会見が終わったばかりの時、ホテル従業員が広告を取り外し始めました。半分ほど取り外した時、地元メデイアが到着し、取り外しは止められました。

 

匿名希望のホテル従業員によると、広告の取り外しは上層部からの命令だそうです。中国当局は以前、ベルギーのシアターナショナルにも神韻公演の契約を取り消すよう求めましたが、劇場側は応じませんでした。

 

習近平主席は3月31日から4月1日までブリュッセルを公式訪問します。神韻ブリュッセル公演は4月2日から6日まで行われます。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/03/29/atext1091110.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)

 

 

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