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中国人富豪 マンハッタン最大の外国人投資家に

2014年05月01日

【新唐人2014年5月1日】アメリカがロシアに対して制裁を実施し始めてから、ニューヨークのマンハッタンにある変化が訪れました。これまでに活躍していたロシア人富豪に変わり、中国の富豪たちの活動が目立ち始めました。アメリカの歴史上初めて、ロシア人に変わって、中国人がマンハッタン最大の外国人投資家となっています。

 

子どもの教育のため、資産の移転のためなど、理由は様々ですが、中国人富豪の欧米国家での不動産投資は白熱化の一途をたどっています。

 

不動産会社マネージャー アイリン・許さん

「我々の業務のほとんどがアジア人のバイヤーと投資家です。米国ビザが取れやすくなったので、中産階級は良好な不動産購入や投資をもって、彼らのアメリカンドリームを実現します。子孫のためにもなります」

 

一昔、中国人がNYで住宅を購入する価格帯は100〜500万ドルでした。今の中国人はますます余裕があり、例えば 私の背後にあるまだ建設中のあの建物が、中央公園付近の豪華マンション「One57」です。中国人投資家はここで2000万ドルで3LDK または、5500万ドルで81階のワンフロアを購入したりします。

 

2007年の不動産バブル崩壊後、アメリカでは不動産価格が大幅に下落しました。徐々に復活しているものの、世界の他の地域に比べても、やはり魅力的です。一方、上海や香港、シンガポールなどの住宅価格はすでにバブルに近づいているため、有形資産を蓄える習慣を持つ中国人からみれば、ニューヨークのような国際都市への不動産投資のほうが将来性があるのです。

 

不動産会社マネージャー アイリン・許さん

「我が社では5年前に比べ、中国人関連業務が5割増えています。中国人は伝統的に有形資産を好み、不動産がその1つです。中国人はNYが好きなだけでなく、不動産や土地を買うのが好きなのです」

 

ニューヨークだけでなく、多くの先進国の大都市も中国人の標的になっています。

 

不動産会社マネージャー アイリン・許さん

「多くの中国人バイヤーは中国にも多くの不動産を所有していますが、彼らは多様化を好むので、『全ての卵を同じカゴに入れたり』はしません」

 

中国人富豪が次々外国に資産を移すのは資産のリスクを避ける目的のほか、子どもに西側教育を受けさせるためでもあります。一方 不動産業者によると、中国人バイヤーはほとんどが豪華物件を現金で購入するため、地元バイヤーが排除され、一部都市では不満を招きつつあります。

 

豪華マンションの管理人によると、中国人入居者の割合ははっきり分かりませんが、毎日多くの中国人の出入りを確認できるそうです。

 

中国人富豪が次々海外に資産を移すことからも、中国の経済および政治環境の厳しさを垣間見ることができます。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/04/29/atext1106208.html (中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/水田 映像編集/工)

 

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