【新唐人2014年5月22日】中国当局がアメリカ・マイクロソフトの最新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」を政府調達から締め出したとの報道に対し、レノボのトップ、楊元慶氏は、自社の業務には支障がないとしたうえ、禁止した原因については知らないとコメントしました。
中国当局が16日、政府機関のコンピューターにはウィンドウズ8シリーズの搭載を禁止すると発表しました。中国のパソコン大手、レノボ・グループが21日、香港で業績報告を行った際、この事について質問されました。
レノボCEO 楊元慶氏
「何が原因で、政府がこの規定を発表したのか、私にも分かりません。我々の業務には影響ありません。我々には選択肢が複数あるので、顧客の需要を満たせます」
政府調達がレノボのパソコン市場に占める割合については、言及しませんでした。
一方、マイクロソフト側は20日、声明を発表し、中国側にウィンドウズ8シリーズが調達の対象になるよう働きかける方針を示しました。
中国当局が締め出しを発表した時期がちょうと、アメリカが中国軍のハッカー5人を起訴した時期と重なるため、今回の行動はアメリカへの報復行為ではないかと推測されています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/05/22/atext1111044.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)