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拘留された男性の変死 警察は「魚の仕業」

2014年06月19日

【新唐人2014年6月17日】雲南省プーアル市のある男性が、警察に拘束されたあと、満身創痍の変わり果てた姿で、いけすに浮かんでいました。当局は溺死であり、まぶたと唇は魚に食べられたと釈明しましたが、家族は、自白を強要した警察に殺されたと考えています。

 

5月5日、雲南省プーアル市の38歳の男性、夏文金さんが窃盗の容疑で、南プーアル市城北派出所に逮捕され、10日、8日間の拘留が決まったものの、家族に通知されませんでした。そして14日、いけすに浮かぶ夏さんの遺体が発見されました。

 

当局は、夏さんを14日夜中に釈放し、「李新発」という彼の友人に引き渡したと説明しました。

 

河南省新郷市・元警官 何祖華さん

「夜中の釈放、友人への引渡しなど妙です。警察の言い逃れでしょう。翌日 いけすで満身創痍で発見されたので、間違いなく変死です」

 

報道によると、夏さんの家族は14日、匿名電話で夏さんの死亡を知りました。遺体を確認した後、警察に傷痕について尋ねると、「魚に食べられた」と答えましたが、いけすのオーナーは否定しました。

 

雲南省・人権活動家 朱承志さん

「謎の多い事件です。いけすのオーナーはこんな小さな魚は人を食べないと言いました。真相を解明してほしいです」

 

「魚に食べられた」という当局の主張について、ネットのアンケートでは、91.8パーセントが「信じない」と回答しました。

 

プーアル市公安局城北派出所

「知りません。話せません」

 

元警官の何祖華さんは、現在の警察や官僚はあまりにも恥知らずで、何か問題が起きると、すぐに責任逃れをすると批判しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/06/16/atext1116807.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)

 

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