【新唐人2014年6月17日】雲南省プーアル市のある男性が、警察に拘束されたあと、満身創痍の変わり果てた姿で、いけすに浮かんでいました。当局は溺死であり、まぶたと唇は魚に食べられたと釈明しましたが、家族は、自白を強要した警察に殺されたと考えています。
5月5日、雲南省プーアル市の38歳の男性、夏文金さんが窃盗の容疑で、南プーアル市城北派出所に逮捕され、10日、8日間の拘留が決まったものの、家族に通知されませんでした。そして14日、いけすに浮かぶ夏さんの遺体が発見されました。
当局は、夏さんを14日夜中に釈放し、「李新発」という彼の友人に引き渡したと説明しました。
河南省新郷市・元警官 何祖華さん
「夜中の釈放、友人への引渡しなど妙です。警察の言い逃れでしょう。翌日 いけすで満身創痍で発見されたので、間違いなく変死です」
報道によると、夏さんの家族は14日、匿名電話で夏さんの死亡を知りました。遺体を確認した後、警察に傷痕について尋ねると、「魚に食べられた」と答えましたが、いけすのオーナーは否定しました。
雲南省・人権活動家 朱承志さん
「謎の多い事件です。いけすのオーナーはこんな小さな魚は人を食べないと言いました。真相を解明してほしいです」
「魚に食べられた」という当局の主張について、ネットのアンケートでは、91.8パーセントが「信じない」と回答しました。
プーアル市公安局城北派出所
「知りません。話せません」
元警官の何祖華さんは、現在の警察や官僚はあまりにも恥知らずで、何か問題が起きると、すぐに責任逃れをすると批判しました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2014/06/16/atext1116807.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/李)