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杭州でバス放火事件 32人負傷

2014年07月07日

【新唐人2014年7月7日】7月5日、浙江省杭州市で、およそ80人の乗客を乗せた市バスが突然炎上し、32人が負傷しました。地元警察当局は6日、重度のやけどを負った乗客が放火犯である可能性があると発表しました。犯人の放火動機はまだ分かっていません。

 

警察当局によると、犯人はバナナオイルと呼ばれる「酢酸イソアミル」に火をつけ、バスを炎上させたそうです。酢酸イソアミルは日本の消防法では危険物第4類に分類されています。現在、犯人および他の負傷者は病院で救命治療を受けています。

 

事故は5日午後5時頃に発生しました。バスは、杭州市内の交差点で突然燃え始め、32人が負傷。うち、15人は重傷だそうです。

 

目撃者によると、火をつけられたとき、バスの扉をすぐに開けなかったため、乗客らは窓ガラスを叩き割り、逃げ出したそうです。

 

また、車内にいた複数の目撃者によると、犯人は若い男で、リュックサックの中から刺激臭のする液体を流し、ライターで火をつけると、バスは一瞬にして炎に包まれたそうです。

 

ここ1年、中国ではバス放火事件が何度も発生しています。

 

例えば、今年5月12日、四川省宜賓市でバスが炎上し、1人が死亡、数十人が負傷しましたが、この事故の死者が放火したそうです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/07/06/a1121262.html(中国語)

(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

 

 

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