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【禁聞】中共の粛清 周永康の次は曽慶紅?

2014年08月02日

【新唐人2014年8月2日】中共が周永康に対する捜査を発表した翌日、大陸メディアは、周永康一家は曽慶紅のめい、曽宝宝とビジネスで密接な関係にあると報道しました。曽宝宝も以前、当局に連行され、調査を受けていたそうです。次の当局の標的は曽慶紅だろうという見方もあります。

 

7月29日、周永康に対する捜査が発表されると、ある官製メディアが「『大トラ』周永康の摘発は、反腐敗のピリオドではない」という内容の評論を載せたため、「次の標的は誰なのか」という憶測を呼びました。

 

7月30日、大陸メディアは、周永康の息子、周濱と周家の「ブローカー」呉兵は、石油産業だけでなく、映像産業にも進出し、映像会社を設立していたと報道しました。大陸の女性芸能人、梅婷のほか、曽慶紅元国家副首席のめい、曽宝宝も周家のビジネスと密接な関係があったと明かされました。

 

2009年、曽宝宝の不動産会社「ファンタジア・ホールディングス・グループ(Fantasia Holdings Group)」が香港に支社を開設した際、曽宝宝の資産はすでに70億8000万香港ドルに達していました。

 

ファンタジア・ホールディングス・グループはかつて、「ブローカー」の呉兵の投資会社、および周永康の息子、周濱の義母と共に、「四川天豊」の株57パーセントを所有し、共同で開発会社を設立していました。

 

去年の末、周濱と周濱の義母、そしてブローカーの呉兵などが当局の調査を受けました。情報筋が香港の新聞「アップル・デイリー」に漏らしたところによると、曽宝宝も、調査のため連行されたことがありますが、何の取調べだったのかは分かりません。

 

山東大学の孫文広元教授は、中共の高官の子女や彼らの取り巻きは、その特殊な地位を利用して、巨額の利益を得ているが、それは違法な所得ではないのか、すべて徹底的に調べるべきだと語りました。

 

山東大学 孫文広元教授

「どう資産を築いたのか、高官の近親という身分を利用して利益を得たのか、徹底的に調査すべきでする曽宝宝は70数億の資産を本当に経営で築いたのでしょうか」

 

曽宝宝だけでなく、曽慶紅の息子、曽偉も数年前からスキャンダルが絶えません。2010年、オーストラリア・シドニーの豪邸を3200万オーストラリアドル、日本円で約40億円で購入し、さらに500万オーストラリアドルをかけてリフォームしたことがスクープされました。曽慶紅は長年、石油・エネルギー・化学工業を牛耳っていたので、息子の曽偉も石油業界の大物となり、しかも不動産の分野でも大きく手を広げています。

 

曽偉は国営の大型電力会社「山東魯能」を私物化し、700億元もの資産を懐に入れたと言われます。また彼は、上海フォルクスワーゲンや中国東方航空、北京現代汽車の後ろ盾でもあります。

 

6月、大陸メディアは、海外に逃亡した資産家の「曽偉」がアメリカから香港政府に引き渡され、資金洗浄と贈収賄で香港当局に起訴されると報道しました。ただし、彼が曽慶紅の息子であるかどうかは大陸メディアも言及していません。

 

法律学者 趙遠明さん

「曽慶紅の息子、曽偉も父親の地位を利用し、暴利をむさぼりました。でも それは庶民の金です。彼が法を犯したなら、どこにいても捕らえて裁くべきです」

 

去年12月、周永康が逮捕されたとの情報が伝わると、すぐに周永康が曽慶紅の罪を供述したという噂が広がりました。今年6月、海外メディアは、曽慶紅はすでに軟禁され、内部調査を受けていると伝えました。周永康に続く当局のターゲットは、曽慶紅だとする報道もあります。

 

時事評論家 陳明慧さん

「今後 摘発される者の地位は高くなり、スピードも速まるでしょう。我々の想像を超えるはずです。この段階に至るまで長引きすぎました。大決戦はすでに始まりました。江沢民一派は破滅に近づいています」

 

周永康と曽慶紅は、どちらも江沢民の腹心です。法律学者の趙遠明さんは、周永康の失脚により、江沢民一派の中心人物である曽慶紅、および江沢民本人は、いつ制裁されてもおかしくないと語りました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/01/a1127190.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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