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【禁聞】人権活動家 色仕掛けスパイに苦悩

2014年08月27日

【新唐人2014年8月27日】中国の有名な人権活動家、胡佳(こ か)さんは、最近、災難が続いています。まず7月、何者かに襲撃され、鼻骨を骨折したあと、マフィアから100万元をゆすられ、8月には、マイカーにペンキを吹き付けられました。そして先日、胡佳さんと1年以上同居したという女性が胡佳さんに殴られたと訴えました。その真相に迫ります。

 

現在、貴州省の陳情者、龍美伊(りゅう びい)が胡佳さんの住む団地で旗を掲げています。彼女によると、胡佳さんから「妻とはもう離婚したから、結婚する」と約束され、1年以上同居しています。そのことを3か月前暴露したところ、胡佳さんから7時間にわたり暴力を受けたとも訴えました。その後、胡佳さんの携帯にメールを送り続け、「EUに彼に授与したサハロフ賞を撤回させる」と言っています。

 

人権活動家 胡佳さん

「現在3つに苦悩しています。1、長期的な圧制。2、暴徒による襲撃。3、この女性です。私を破滅させるという意味で、彼女は一番の脅威です」

 

胡佳さんによると、去年10月、自殺を考えていた彼女から助けを求められたため、相談に乗りました。しかし長年厳しく監視されている中で、女性と同棲などできるはずがないと主張します。

 

人権活動家 胡佳さん

「私は10年以上当局から監視されています。国家安全局の技術的監視だけでなく、2004年7月2日から24時間 私服警官に見張られています」

 

胡佳さんによれば、龍美伊には後ろ盾がいます。例えば、胡佳さんの団地には「撮影禁止」の看板が3つあり、その後ろには私服警官もいます。にもかかわらず、龍美伊は撮影をしました。また、当局に長年監視されている胡佳さんの家に、女性が簡単に入れるものでしょうか。当局の監視要員に気づかれずに、7時間も彼女を殴り続けられるでしょうか。胡佳さんは、当局の迫害はエスカレートしていると語ります。服役や軟禁では効果がなかったので、今度は「名誉失墜」を狙ったのです。

 

龍美伊に言いがかりをつけられたのは、胡佳さんだけではありません。カメラマンの杜斌(と ひん)さんは、遼寧省の「馬三家(ばさんけ)女子労働教養所」で行われている拷問を映像作品で暴きましたが、その後、彼女に付きまとわれました。

 

香港の「アップルデイリー」によると、杜斌さんは陳情者を通じて彼女と知り合いました。同情心から彼女と一緒にいたところ、彼女は結婚してくれないと自殺すると言って脅し、杜斌さんの自宅を占拠したほか、杜斌さんの長年の恋人を怒らせ、破局に追い詰めました。

 

彼女を知っているという瀋陽市の陳情者によると、彼女は杜斌さんから1万元をゆすり取ったあと、2000元を警察に渡しました。その後彼女は、まだ会ったこともない「胡佳さんを尊敬しており、結婚したい」と言い放ちました。彼女は、色々な男性と同棲し、多くの人権活動家の名誉を汚しています。

 

瀋陽市の陳情者 劉華さん

「彼女は色を利用するスパイです。本人の話だと、9歳から法輪功の内偵を始め、母親に報告し、母親は法輪功迫害に加担しました」

 

中共と40年以上も闘っている人権活動家によると、当局は現在、マフィア化しており、どんなことでもやりかねません。

 

人權活動家 秦永敏さん

「この国はもはや法律やモラル、良知などが崩壊しています。何でもやりかねません」

 

今年24歳の龍美伊は、父親が貴州省六盤水(ろくばんすい)市の元副市長で、母親が情報機関の職員です。2009年1月、貴州省の政治協商会議・常務委員で資産家の周世立(しゅう せりつ)を強姦罪で訴えましたが、納得できる結果が得られなかったので、陳情を始めました。両親が特殊な身分のため、当時、この件は物議を醸しました。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/08/25/a1132923.html(中国語)

(翻訳/河合 ナレーター/村上 映像編集/李)

 

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