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香港 親中派がデモ隊暴行 警察は旁観

2014年10月03日
香港 親中派がデモ隊暴行 警察は旁観

 

【新唐人2014年10月03日】香港の「セントラル占拠」も4日で1週間を迎える。3日、情勢に突然変化が見られ、緊迫の度合いが増した。「セントラル占拠」に反発する親中派と見られるグループが現れ、学生たちに暴行を加えた。一方、現場の警察は見て見ぬ振りをしていたという。

 

ネットユーザー「黃衣汪星君」によると、「セントラル占拠に反発するグループが旺角(モンコク)で平和的なデモ参加者らを攻撃している。警察は見て見ぬ振りしている」。現場にいた別のユーザー「@yyfcxo」も、「彼らは物資を略奪している」と書き込んだ。

 

ネットユーザー「@as50as」:「今日のセントラル占拠派は『セントラル占拠反対派』に暴力を振るわれている。香港が大陸に成り下がらないように香港人は気をつけよう。さもないと、警察がデモ参加者に暴力を振るうだろうから」

 

ネットユーザー「四路酒吧」:「今会社でテレビ画面を中継している。ならず者を出動させる政府に対し、我々は何もできない。今後誰が敢えて街に出られる?旺角(モンコク)の中継を見て。学生らがもう太刀打ちできないのに、警察は見て見ぬふりしている。旺角、銅鑼湾ではマフィアが妨害を行い、平和的な抗議者らが殴られ、そして離れて行っている」

 

アップルデイリーの3日19時30分の報道によると、警察は旺角の集会現場で記者に対し、デモ参加者らがもし離れなければ、安全のために強制連行すると話したという。

 

アップルデイリーの読者「Oi Ng Tong」さんは、「警察はセントラル占拠反対派とつるんで、手を出している。世界中が見ているのに、金でやくざを雇うことしかできない香港政府。どこまで恥知らずなのか」とコメントを残している。

 

中国の弁護士、王甫さんは微博にこう書いている。「犬を放して人を咬ませ、銃を構えている。香港警察ももう鍛えらあげられたのか?」

 

北京の童朝平弁護士はこうコメントしている。「暴力の煽動だ。群衆を闘わせると、ボスの出番のための言い訳ができるから!」

 

青いリボンをつけた反対派数千人が九龍島の旺角(モンコク)で、デモ参加者を攻撃し始めたのは午後3時頃。台湾「中央社」によると、夜9時の時点で131人が負傷し、病院に搬送された。

 

事態を知った「セントラル占拠」の発起人の1人、戴耀廷さんは、デモ参加者に金鐘の主会場に戻るよう呼びかけた。また香港政府に介入を求めている。政府が直ちに反対派の攻撃を阻止しない場合、政府との対話には応じないと通告した。

 

親中派が暴力
 
 
セントラル占拠反対派
 デモ隊を攻撃した「セントラル占拠」反対派
 
負傷者たち
  負傷者たち
 
「暴力は反対!」
  「暴力は反対!」
 

(翻訳・編集/坂本)

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