【新唐人2014年10月16日】大紀元時報が入手した情報によると、9月28日、香港警察が真の普通選挙を求める市民に対し87発の催涙弾を発射したあと、梁振英は機動部隊を出動させ、武力鎮圧のための実弾も用意していたそうです。
中国共産党の軍上層部に近い消息筋が大紀元に提供した情報によると、セントラルの占拠が始まった9月28日、全身武装した機動部隊が市民の集会現場で「素早く離れないと発砲する」と警告する横断幕を掲げました。当時、梁振英行政長官は確かに衝突をエスカレートさせるための武力鎮圧を考えていたそうです。この消息筋によると、機動部隊は警察の機動隊と違って、殺傷力の高い散弾銃「レミントンM870」やアメリカ軍の小口径自動小銃「M16自動小銃」などの殺傷力の強い武器を配備しており、すべて実弾が装着されていたそうです。
しかし当時、習近平は香港に大量の工作員を派遣しており、よって梁振英の行動も北京に報告されました。習近平は当時、自ら梁振英に何度も電話をかけ、「香港は北京ではない。武力鎮圧をしてはならない」と命じたそうです。
この前には、他のメディアも梁振英が北京に武力鎮圧の提案をしたが、習近平の反対に遭ったと報じました。中国の歴史学者、章立凡さんや複数のメディア関係者は、中共体制内には香港で事件が起きるのを望んでいる人がいると考えています。
消息筋によると、中国共産党第18期中央委員会第4回全体会議(四中全会)を控えて、梁振英や政治局常務委員張徳江などの江沢民派は香港で2回目の天安門事件を引き起こし、習近平を失脚に追い込もうと企んだが、計画は失敗に終わったそうです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2014/10/17/a1146733.html (中国語)
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/李)