【新唐人日本2011年2月26日付ニュース】中国の食品で、また新たな問題が暴露されました。こしを強くするため麺類へ加えられた添加物です。専門家は、麺類を買う時には、色が乳白色あるいは薄い黄色で、麺類特有のすがすがしい香りがあるものを選ぶよう忠告します。
最近、河南省(かなんしょう)鄭州市(ていしゅうし)のある市民は、買ってきたばかりの生めんに火をつけたところ、燃えて異臭がした上、燃えカスの粉も堅くなったことを発見。南京では、多くのレストランが麺の製造時に、こしを強くする添加物を加えているとマスコミが暴露。1袋50元で、500キロの小麦粉に加えます。
関係者によると、麺のこしを強くするには卵を加えるべきですが、それではコストが高くなります。
ワンタンメン店経営者 李さん
「通常は卵塩 食用アルカリ水を加えます。化学添加物を加えるのは面につやを出すためです。それから“こし”、卵と比べてコストが下がります。防ぎようのない食の安全問題に、市民はやるせなさを感じるようです。」
南京市民 楊さん
「これは有毒の添加物です。大陸ではもう初めてではありません。何を食べるべきでしょう。外食ばかりではなく、家でもこれらは避けられません。仕方ありません。官僚には特別提供の安全な食品があるのに、庶民は有毒なものばかり」
専門家は、添加物を過剰に摂取すると、様々な病気を招き、ひいては癌になる恐れすらあると警告します。しかし当局には頼れません。例えば南京では、関係当局はみな、麺の製造所には管轄権がないといって動かないので、市民は自衛するしかないのです。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://ntdtv.com/xtr/b5/2011/02/25/a497050.html.-大陸麵條添加劑氾濫-民眾受害無奈.html#video
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