【新唐人日本2011年3月18日付ニュース】(中央通信社、台北より)富士山の前回の噴火は1707年、もうすでに300年以上経過している。富士山のふもと、静岡県では3月15日、マグニチュード6を超える地震が発生。専門家は、これについて富士山の噴火を促す導火線になる恐れがあると指摘した。
富士山直下では、10年前、低頻度の地震が発生。これは溶岩活動と関係があると見られたものの、そのあとしばらく落ち着いた。しかし今回、静岡一帯を襲った地震の震源は、10年前の低頻度の地震震源に近いという。
新華社は名古屋大学地震火山・防災研究センターの鷺谷威教授の話として、「富士山は1707年、寛永年間の噴火以来、すでに300年あまりも噴火していない。そこで、いつ噴火が起きてもおかしくはない。今回の地震がその導火線となる恐れがあるので、注意して見守りたい」と報道。
静岡県では3月15日22時31分、マグニチュード6.4の地震が発生。気象庁によると、震源は東京から西南に約120キロ、震源の深さは10~14キロメートル。
香港中国通信社(CNA)によると、11日の東北を襲った地震は太平洋プレートが動いたことが原因とみられる。一方、静岡一帯は、ちょうどフィリピンプレートと陸地がぶつかるところなので、双方は性質が異なる。
東日本大震災から1週間。警察の統計によると、3月18日、午前11時30分までで、死者は6406人、行方不明者は1万人以上に上っている。
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