【新唐人日本2011年4月20日付ニュース】(中央社米ロス)南カリフォルニアで19日、魚が大量死しているのが発見された。ここ6週間のうちに発見された二回目の大量死である。また、南カリフォルニア州では先週末、100回以上の有感地震が観測されたこともあり、大地震の到来が危惧されている。
南カリフォルニア州のベンチュラハーバー(Ventura Harbor)の港内で、数千匹のカタクチイワシの死骸が発見された。専門家らによると、死因は酸欠。しかし、ここ1ヶ月半で発見された二度目の魚の大量死だけあって、人々の不安を招いている。
3月8日、カリフォルニア州のレドンドビーチRedondo Beach)のヨットハーバーでもカタクチイワシの死骸数百万匹が発見された。清掃作業員らは全部で175トンの魚の死骸を処理したという。調査の結果、入り江の藻類の繁茂で、海水に含まれる酸素量が減り、酸素が欠乏したのが原因だとの結論が出された。
16日の午後から夜にかけて、カリフォルニア州とシエラネバダ州の境で群発地震が発生した。米国地質調査所(USGeological Survey)の統計によると、観測された有感地震は100回以上に上るという。最大震度でもM4.6ではあるが、発生回数が多く、その上魚の大量死が続いたことから、住民らは大地震の発生を危惧している。
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