【新唐人日本2011年4月20日付ニュース】中国では依然として、危険な食品が相次いで発覚しています。今度は、上海で合成色素を使ったマントーが、広く売られていたことが明らかになっています。
最近、上海の大型スーパーで、問題のマントーが発見されました。業者はかつて、白く輝いて見せるために漂白剤や蛍光物質を使用。では、カラフルなマントーはどう作られたのでしょうか。
記者:「この赤い粉末はなんですか」
従業員:「赤いのは色素です」
記者:「これはトウモロコシマントー?」
従業員:「ええ」
従業員:「私なら死んでも食べません、どう作られたか知っているからです」
このほか、期限済みのマントーを再利用さえしていた上海・盛禄食品公司。去年8月には、高品質の商品を生産する企業として表彰を受けていました。毎日マントー3万個を生産し、中国の大型スーパー400店ほどに卸していました。
上海市民 張さん:「マントーだけではないです。食品問題が多すぎます。庶民は恐怖の中暮らしています。今 ガンが多発し、尿毒症の人も多いです。これらは食べ物と関係あります」
連日、当局は問題のメーカーの関係者を出頭させ、メーカーの生産許可証も取り上げました。しかし、これは受け身の姿勢だと市民はみます。
上海市民 張さん:「発覚したので措置を取っただけです。もう隠せませんから」
上海市民 談さん:「当局は真面目な振りをして、立派なことを言うものの、市民はそんなの信じません」
中国のネットにはこんな嘆きの声が載りました。「マントー工場の従業員は、マントーを食べずにすんでも、他の毒入り食品は避けられない。中国は着実に、『互いに毒を盛る』時代に突入したのだ」
新唐人テレビがお伝えしました。
(中国語)