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反腐敗は「ハウス・オブ・カード」ではない

2015年10月23日
反腐敗は「ハウス・オブ・カード」ではない

【新唐人2015年10月23日付ニュース】

 

香港衛視 (HKS TV)の報道によると、習近平の訪英特集番組で、司会者は、「英国の政界が習の反腐敗と習の訪英に注目しており、習の反腐敗は英中両国のこれからの長期的な協力にきっとプラスになるだろう。」と発言したのを紹介した。

 

 習近平が9月22日の訪米初日にシアトルで、「過去の一年半、私たちは腐敗案件を処理し、虎とハエを一緒に叩くことを貫いてきた。これは国民の要求に順応しているもので、権力闘争ではなく、『ハウス・オブ・カード』ではない。」と発言した。この番組は、政治小説である「ハウス・オブ・カード」の作者であるMichael Dobbsをインタビューし、Michael Dobbs氏は習近平のトップ就任以来、北京政府の反腐敗における取組みは中国と西洋諸国との間の信頼関係の構築、協力領域の拡大にきっとプラスになるとコメントした。さらに、同氏は、中国が現在、同時に巨大な挑戦と絶好のチャンスに直面しており、その中、最も大きな挑戦は腐敗問題の処理で、北京政府はこれらの問題の処理を努力しており、中国政府が腐敗を根絶しようとすることは極めて正しいものであり、一夜で実現できるものではない。反腐敗を目下最も主要な目標とすることは正しいことであり、これは西洋社会の中国への信頼を取り戻し、中国とこれからの長期的な協力にきっとプラスになる。」と発言した。Michael Dobbs氏の発言は、習近平が強調した反腐敗が「ハウス・オブ・カード」ではないという言い方に賛同し、習の反腐敗を支持したものとみられる。

 

 海外マスコミの『大紀元』は、「習近平がトップ就任以来、ずっと江沢民派をはじめ、体制内旧勢力からの反発と脅威を受けており、虎とハエを一緒に叩くのは国民の願望に順応し、自分の威信を高めるためにどうしてもやらなければならないことである。中国腐敗の根源は中国共産党の体制にあり、江沢民が過去20年間で腐敗を用いて国を治める種々の取組みは、中国共産党体制下で成し遂げたものである。江沢民派を根絶し、その腐敗の土壌である中国共産党体制を放棄しない限り、中国の問題を根治することにはならない。」と論じた。

 

 

http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/10/19/a1230374.html (中国語)

(翻訳/張揚)

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