HOME > ニュースページ > 政治 > 詳細

「馬・習会談」中国国内テレビ中継で馬総統の発言カット

2015年11月08日

【新唐人2015年11月9日ニュース】

1949年以来初めてとなった中台首脳会談。歴史的会談は注目を集めましたが、中国国営中央テレビは7日、台湾の馬英九総統の発言は放送しませんでした。中国の言論統制が再び注目されています。

 

馬・習会談は、7日シンガポールで行われ、中国国営中央テレビが実況中継しましたが、習氏の発言は映像も音声も通常通り放送しましたが、馬氏の発言はカットされました。中国国内のネットユーザーからは、「CCTVで習近平の発言が終り、馬英九の番になると、すぐ画面が切り替えられ、アナウンサーが話し始めた」「中国に行ったことのない人は、言論統制の怖さを実感できないだろう」と書き込みました。

 

また、会談後の記者会見についても、中国台湾事務弁公室主任の張志軍(ちょう しぐん)氏の発言は中継しましたが、馬氏が行った会見は再びカットされ、「『歴史的会談』の半分しか見られなかった」と、中国ネットユーザーからも非難を受けています。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

                

http://www.ntdtv.com.tw/b5/20151107/video/159771.html?(中国語)

(翻訳/吉田 ナレーター/萩野 映像編集/李)

馬・習会談, 中国の言論統制

トップページへ