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中国製玩具から環境ホルモン検出

2011年05月18日
 
【新唐人日本2011年5月19日付ニュース】国際環境NGOグリーンピースは、中国と香港で販売されている玩具から環境ホルモンを検出したと発表。乳幼児の発育に影響を与えるため、プラスティック製玩具は買わないよう呼びかけます。
 
グリーンピースは4月、香港、北京、上海および広州で30のプラスティック玩具などに対し、サンプリング検査を実施。結果、中国大陸の20のサンプルのうち、15のサンプルから、欧米で禁止されている環境ホルモンフタル酸エステルが検出されました。香港で採取した10のサンプルからは、6つから環境ホルモンが検出され、うち一つの濃度は3割に達していたといいます。生産地はいずれも中国大陸だそうです。
 
グリーンピース主任 丘梓蕙:「環境ホルモンは内分泌と生殖機能に直接影響を与えるます。他の毒性もあり、他の臓器の機能にも影響します」
 
香港では、フタル酸エステルは未だに規制されていないそうです。丘さんは、香港の法規制の遅れを指摘します。
 
グリーンピース主任 丘梓蕙:「多くのPVCにはフタル酸エステルが入っています。政府の規制がないため、PVCに入っているかどうかわかりません。なので 親がまず買わない事です」
 
香港政府には、環境ホルモンなどの有害物質に関する管理を強化し、環境および市民の健康を保障するよう呼びかけました。
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(中国語)
 

 

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