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お米に3種の添加物許可

2011年05月25日
 
【新唐人日本2011年5月26日付ニュース】食品添加物の乱用が問題になっている中国ですが、新たにお米に添加できる三種の添加物が許可されました。
 
最新版の“食品添加物使用基準”によると、お米に添加できるのは増粘剤、防腐剤と被膜剤。これに対し専門家は、否定的です。
 
華南理工大学の高大維元教授は、中国では深刻な環境汚染により、食品原料の構造が破壊されたことを指摘します。
 
元華南理工大学 高大維教授:「全体環境の汚染によって、主食の原料の構造が破壊され。また食品添加物の管理不当などで元の定義が変えられました」
 
基準値以内の添加物は人体に影響しないといいます。中国の食品問題の元凶は添加物ではなく、現行の政治体制によるモラルの低下だと指摘します。
 
元華南理工大学 高大維教授:「社会体制による現象。中共官僚の汚職腐敗、政府と企業の癒着により有毒食品が氾濫しています。庶民の不満が高まると意図的に庶民の怒りを食品添加物に向けさせるのです」
 
長年お米の研究に携わっている河南工業大学の周顕青教授は、防腐剤使用が許可されることによって、お米の保存を防腐剤に頼ることを懸念しています。健康の角度からも、食糧は防腐剤に頼らない伝統的な保存法が一番だといいます。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(中国語)
 

 

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