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高速鉄道南京駅雨漏り 官僚“特別設計

2011年07月16日

 

【新唐人日本2011年7月16日付ニュース】連日の豪雨で、中国高速鉄道の南京南駅の駅舎ビルに雨漏りと地盤沈下が発生しました。手抜き工事が疑われていますが、南京南駅指揮部の包文琪副指揮長が、“天井の雨漏りと地盤沈下は特別設計だ”と発言し、波紋を呼んでいます。

 
南京南駅の大理石床は広範囲で破損し、まるでスポンジの上を歩いているようです。泥水も噴き出ています。カナダモントリオールのコンコーディア大学の構造工学博士・竹学業さんは、このような地盤沈下と泥水の噴出は、建物の地盤がすでに液化している現われで、非常に危険だと指摘します。
 
カナダコンコーディア大学 竹学業博士:「すでに非常に危険です。基礎がもうだめでしょう。つまり 地下構造の設計に深刻な欠陥があるから、泥水が噴出するのです」
 
一旦このような問題が起きると、手抜き工事は疑う余地がないといいます。また、関連部門の監督の不手際も一因だそうです。また、“雨漏りと地盤沈下は特別設計”だと言った中国の官僚の言葉は全くのでたらめで、古今東西どこを調べてもこのような設計原則はないといいます。
 
南京南駅 開通10日で床を敷き替える
 
カナダコンコーディア大学 竹学業博士:「彼にはわかっています。中国の本物の専門家は疑問を投げかける暇がない。また 庶民には工事の中身が分からないので、白昼堂々 民衆を馬鹿にしているのです」
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
 
 

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