【新唐人2016年09月11日】
先日閉幕した香港立法会選挙で民主派が当選したことに関心が集まっています。その一方、中国江西(こうせい)省撫州(ぶしゅう)市に住む人権活動家の楊微氏が人民代表を選出する選挙に立候補するに当たり、遺書を書き残し公開しました。
楊氏は5日、インターネットに遺書を公開しました。遺書は「今回の県の人民代表選挙に立候補し、明日より各家庭を回って投票をお願いする。もし、政府に選挙運動を妨害されたら死を以て抗争する」という内容でした。
また、もし自分が死んだら娘をアメリカの友人の養女にして欲しい、娘の就学を国内にいる善意ある人に援助して欲しい、とも記されています。
江西省撫州市資渓県の人権活動家・楊微氏:「3回にわたる話し合いの中で、派出所は、推薦もなく選挙に出馬するなら、その責任は自分で負わなければならない、選挙民には自分で紹介しろ、ビラを配れば即刻お前を捕まえてやる、と私を脅しました。そして本当に私を拘留し、チンピラを差し向けて脅しました。」
楊氏は現在24時間尾行されていると言います。『新唐人』の記者と電話で話している間にも、近くに人がいて、話を聞いていると話しました。
中国の法律では、中国国民の誰もが被選挙権と選挙権を認められていると明記していますが、推薦のない単独の立候補者は常に楊氏のようなこうした妨害を受けています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/09/07/a1285189.html(中国語)
(翻訳/白白 ナレーター/佐藤 映像編集/李)