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台湾企業家「中国投資の落とし穴」

2011年09月07日
 
【新唐人日本2011年9月8日付ニュース】中国に投資して20年になる沈さんは、天津市政府との合弁企業を奪われ、40億元の投資が水の泡に。司法の道も閉ざされ、北京に3度陳情に行ったものの、解決されませんでした。5日、台湾で記者会見を開き、同じような被害を受けている被害者らに、街頭に出て中国共産党の虚言を暴くよう呼びかけました。
 
25cmにわたる腹部の傷跡は、沈さんが2年前、天安門に陳情に行った際に残されたものです。当初、天津市政府の誘致で大陸に投資したものの、後に全財産を奪われました。
 
被害を受けた台湾企業家 沈柏胜さん
「家主に私に部屋を貸さないよう警告し、それで半年ごとに引越しです。2007年天安門陳情に行ってから、家の前には警察や警備が現れはじめました。この20年間恐喝は日常茶飯事でした。それで怖くて言い出せなくなり、真相を言えなくなります。これが共産党の本質です」
 
9月2日、沈さんは他の被害者と共に台湾行政院に陳情。また、ネット上に広告を載せ、中国共産党の手口を暴露。締結予定の天津市との投資保障協議に対し、台湾企業家の犠牲者が増えるだけだといいます。
 
被害を受けた台湾企業家 沈柏胜さん
「何々制度で台湾人の合法権益を保障すると言っても、それは不可能です。なぜなら、共産党の本質にかかわるからです。勝手にあなたの不動産の名義を変更し、工場の全財産を勝手に変える事もでき、更には企業証明を簡単に取り消し、企業文書も全部取り消すことができます。簡単なことです」
 
中国に投資して20年になりますが、今になってやっと真相が言えた沈さんは、何度も共産党の本質を強調します。他の被害者らと共に9日、街頭で中国投資の落とし穴を暴く予定です。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
 
 
 

 

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