【新唐人2011年9月12日付ニュース】教育熱心で知られる中国で驚きの事件が発生。教室での子供の席が後ろのほうだという理由で、子供の親が酒酔い運転で学校に乱入し、校長にクレームをつけました。ネットに投稿された動画をご覧ください。
河南省項城市の官僚、劉建立さんは9月6日の午後5時、酒酔い運転で、地元の中学に乱入。子供の席が後ろのほうだという理由で、校長の頭を指差しながら口汚くののしりました。「12年で学校をぶっ壊してやる」とさえ吐き捨てました。暴言が1時間も続いたため、教師も授業を続けるどころではなかったそうです。
ネットには、劉さんが校長を罵倒する24秒の動画が載りました。
事件後、劉さんは、ただ子供のことで納得のいく答えが聞きたかっただけだと釈明。しかしすでに、停職になり調査を受けているそうです。
本人も思いもかけなかったというこの動画。ネットに載ると、瞬く間に注目を集めました。「人民代表大会・事務室の副主任でこうなのだから、人民代表大会の副主任だったら、学校を撤去しているところだ」との皮肉も聞かれます。
こんな揶揄もあります。「劉主任、それよりも教師に袖の下を渡せば、すぐに席を前にしてもらえるのに。人民代表大会ではまだ地位が低すぎる。腐敗対策本部の主任になれば、子供は前の席になるはず」
ネットの声を総合すると、現在学校の腐敗は深刻だそうです。たとえば、親から贈り物や食事の招待がないと、教師は子供の席を後ろにします。9月10日は、中国の「教師の日」ですが、どんなものを贈ればいいのかと悩む人は少なくありません。
新唐人テレビがお伝えしました。
www.ntdtv.com/xtr/gb/2011/09/10/atext586574.html.-为孩子换座位-人大副主任咆哮校园.html (中国語)
