【新唐人2017年11月8日】
ロシアは11月7日に「十月革命」100周年を迎えました。これより1週間前、政治弾圧の犠牲者を追悼する記念碑がモスクワに建立され、除幕式が行われました。
「悲しみの壁」と名づけられた記念碑は、人の顔を模ったブロンズのレリーフを組み合わせたもので、その脇のプレートには、ロシア語や中国語などで「覚える」の文字が彫られています。
除幕式に参列したプーチン・ロシア大統領は、ソ連共産党の政治弾圧は労働者、農民、学者、神職者、軍人、公務員などあらゆる階級に及び、捏造と想像による罪名を人々に被せたと述べました。また、全民族の悲劇であり、ロシアはこの悲劇が生まれた原因を忘れてはいけないと、述べました。
「十月革命」以来、ソ連共産党が崩壊するまでの70年以上の間に、政治弾圧を受けた人の数は1200万人に上ると報じられています。
ロシア初の国家的な記念碑である「悲しみの壁」が建立されたことは意義深いことであり、ロシア政府がソ連共産党政権の犯罪行為を認めたことを示していると報じています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/11/07/a1349780.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/Ann)