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大もうけ「革靴がゼリーに変身?」

2012年04月16日

【新唐人日本2012年4月17日付ニュース】最近、中国中央テレビの司会者がミニブログで、中国の一部のヨーグルトやゼリーに、廃棄した皮革から作ったゼラチンが使われていると暴露。専門家によると、この類のゼラチンは人体に深刻な影響を与えるそうです。

食用ゼラチンの原料には動物の皮や骨などが使われ、1トン当たり2,000元から3,000元。一方、革靴などの廃棄皮革を原料にした場合はわずか100元から200元で済みます。1トン当たりのゼラチンの市場価格は2万元から3万元。暴利を貪るため、多くの闇業者は古びた革靴や革ジャン、太鼓の製造から出る廃棄皮革などを回収してゼラチンの原料に使うそうです。

重慶市栄養学会の周理事は、これらの廃棄皮革で製造したゼラチンは、胃腸や肝臓、神経系にダメージを与えるため、食品に添加してはならないと指摘します。

重慶市栄養学会 周令国さん
「間違いなく胃腸に影響します。ダメージを与えます。次は肝臓です。またアレルギーの可能性もあります」

中国農業大学の陳教授によると、靴の製造にはクロム入りの化学製剤が使われるそうです。クロムは人体の骨格や造血幹細胞を破壊し、長期にわたって摂取すると骨粗しょう症やがんになる場合もあるそうです。

中国では毒食品があふれるため、中国体育総局さえ全国の選手に豚肉を食べてはならないとの知らせを出したそうです。豚の飼育には各種のホルモンが使われるからです。北京市民の李さんはこのまま行くと、中国人は絶滅するかもしれないと嘆きます。

北京市民 李さん
「原因は皆の腹が黒いからです。共産党の教育の結果で、皆 不正な財をなすのに走っています。変えるには共産党を消滅して、厳しい法律を制定するのです。でないと中国人は絶滅します」

中央テレビの司会者趙普さんによると、これらの内幕を暴いた番組は3月15日放送予定だったものの、放送が見送られたそうです。

新唐人テレビがお伝えしました。

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/04/10/atext684494.html. (中国語)



 

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