【新唐人日本2012年5月6日付ニュース】
NTDTV評論家 趙培
5月3日より、中国産の携帯電話では、Googleのロゴと関連APPが見られなくなります。これは工信部からの命令です。
2012年5月3日より、モバイル端末は出荷時、Googleのロゴと関連APPがあってはなりません。工信部は全てのモバイル端末、携帯やiPADなども出荷時、Googleのロゴや関連APPがあってはなりません。Google検索やbookmark、ブラウザなども含まれます。
Google中国移動開発部の賈彦斌副社長は微博にこう書きました。
「昨日聞いたときはまだ半信半疑だった。今日メーカーからメールが来ても、まだ信じられなかった。先ほど書面通知を見てやっと信じた。知っている汚い言葉を全部並べても、気がすまない!」
Googleは中国でずっと中共のネット検閲に屈しなかったため、封殺されました。最近 メディアによると、2009年薄熙来と周永康が共謀し、Googleを中国から追い出し、百度を政変のための宣伝道具にする計画を練っていた事が暴露されました。
Googleのアンドロイド発表以来、中共のファイアウォールシステムはアンドロイドAPPの封鎖に努め、巨額をつぎ込んでいます。今回 工信部が行政命令の形式で、封殺した事はファイアウォールの開発も限界に来ており、これらのAPPの開発に追いついていない事を物語っています。
工信部のこのようなネット封鎖は初めてではありません。2009年工信部は財政部、教育部、務院新聞弁公室と手を組み、「緑壩・花季護航」を推進し、ネット封鎖を行い、非難を浴びました。
賈彦斌氏のこの事への評価は「自分の単細胞IQで、情報格差に挑む人はあの清朝末期の西洋の銃や大砲、汽船で国の扉を開かされたあの教育を受けられる事になる」 賈彦斌氏は中国政府が清朝の鎖国政策を継承していると、風刺しているのです。