【新唐人2010年5月3日付ニュース】北朝鮮の金正日(きむ じょんいる)総書記が4年ぶりに訪中をしています。5月3日、金総書記を乗せた特別列車は中朝国境の都市、丹東(たんとう)市を通って、大連に到着。経済援助や六者協議、天安(チョナン)号事件などを話し合うと見られます。
ソウルと北京の外交筋によれば、5月3日の午前、金総書記を乗せた特別列車が中朝国境を通過。韓国の聯合ニュース(れんごうニュース)は、「総書記一行は大連到着後、15台の車に分乗して市内の福麗華(ふくりか)ホテルに入った」と伝えました。
北朝鮮は、去年の核実験により国連制裁を受けているうえ、デノミネーションも失敗。国内経済は崩壊寸前です。「今回の訪問で中国に経済援助を求めるだろう」と専門家はみます。
韓国の北朝鮮大学院大学の梁茂進(ヤン・ムジン)教授は…
北朝鮮大学院大学教授 梁茂進(ヤン・ムジン)
「恐らく金総書記は中国と今後の協力方法を話し合います。両国の経済関係、六者協議、天安号沈没事故など」
後継者と目(もく)されるキム・ジョンウン氏も同行しているかどうかは、まだ確認されていません。