【新唐人日本2012年8月7ニュース】「ブログ中国」に『西側メディアの報道に対し、反論する人がいないのはなぜ?」と題した文章が掲載されました。文章はこう書いています。
「中共十八大前夜、中共権力者集団の汚職腐敗報道は西側主流メディアの重点的な仕事だ。『NYタイムズ』『ブルームバーグ』に続き、英国『フィナンシャルタイムズ』も紙面一面で中国の権力者が如何に政治影響力を利用して、私腹を肥やしているかを分析した。報道では名指しで、中国の数百の政治家家族が全国大部分の富を掌握し、通信から金融、電力、航空に至るまで、更には衛星まで太子党に独占されていると報じた。
外国企業が中国に入るためには、これらの権力者家族と手を組まなければならない。昔ならこの類の報道に対し、中共メディアはでたらめだと『厳正に反論』したが、今はあえて反論する人はいない。もし高官らが後ろめたいことをしていなければなぜ出てきて、『民衆をミス誘導している』と西側メディアを訴えないのだろう?これら名指しされた人はみなおどおどして、更なるスキャンダルが暴かれ、収拾が付かなくなるのを恐れているのだ。
その上、彼らの富とほとんどは西側の銀行に入れており、ある日突然 陳水扁のように突然やられるかもしれない。30数年来、中国の富というケーキはますます大きく作り上げたが、権力者家族に集中し、一般庶民は残飯さえもらえない。権力者家族は特権を利用して、国の財産で私腹を肥やし、一夜に巨万の富を得る。
例えば、プライベートエクイティ。この種の金融ツールは中国では権力者の『金のなる木』なのである。中国で企業を発展させるには、全てにおいて政府と密接な関係を保たなければならない。株式上場には中国証券監督管理委員会の許可が必要で、プロジェクトは国家発展改革委員会の許可が必要で、減税には税務局の許可が必要だ。
権力者は特権を利用して、企業の株主になり、企業が上場すると、当たり前のように利益を分け、数年間で数十倍に成長する神話を作り上げるのだ」
文章は最後にこう書きました。「権力者利益集団はすでに、中国の発展の最大の障害になり、彼らは政治権力だけでなく、富をも掌握し、更には言論の権利まで掌握し、司法でさえ彼らに対しては特別扱いするのだ。汚職官僚の人権を保護し、死刑から免れるようにする。中国が新生を得るには、これらの権力者利益集団を排除し、民に利益を還元しなければならない」
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2012/07/27/atext738093.html.(中国語)
(翻訳/坂本 映像編集/工)