HOME > ニュースページ > 経済 > 詳細

万博で見える共産党の本質

2010年05月19日

【新唐人2010年5月18日付ニュース】今、中国大陸ではこんな声があります。「上海万博は政府の体裁のための事業。物価上昇や監視される生活など、市民には迷惑なばかり」

これについて、時事評論家、林先生の意見をお聴き下さい。
 
先生、こんにちは。早速ですが、2010年上海万博をどう見ますか。
 
時事評論家 林保華
「これは共産党衰退の始まりでしょう。万博開始から今まで、余り順調ではありません。入場者数は目標の半分にも及びません。2008年北京五輪、2009年60周年の国慶節、2010年万博、庶民はこれらで疲れました。庶民だけでなく、警察も疲れています。巨額を投じましたが、本来市民生活の改善に使うものです。共産党の統治に問題が出始めるでしょう。特に万博は五輪や60周年の国慶節と違い、半年間のイベントです。だから市民も疲れ果てます」
 
報道によると、政府の掛け声のもと、年生産額一億元以上のブランド企業1000社が世界に向けて宣言を発表しました。いわゆるイメージ戦略ですが、これはどう見ますか。
 
時事評論家 林保華
「難しいでしょう。ただ一部の人は、特に世界の華人は愛国宣伝の影響で中国共産党を高評価しますが、外国人は偽物だと見抜いています。皆様には落ち着いた心で問題を見て頂きたい、共産党に騙されないように。ただ一部の人は共産党の宣伝に洗脳されて、華やかな外見だけを見て、本質を見ません」
 
ありがとうございました。
 

トップページへ