【新唐人2010年5月19日付ニュース】携帯の広まりと共に、その電磁波が健康へ及ぼす影響が注目を浴びています。5月18日、13の国が参加して行われた携帯と脳腫瘍の関係についての調査結果が発表されました。携帯の使用で脳腫瘍のリスクは高まらないそうです。
5月17日、スウェーデンで、携帯と脳腫瘍の関係についての調査結果が発表されました。
カロリンスカ研究所 アンダース・アールボム博士
「今回の調査が示すのは携帯使用と脳腫瘍は無関係な点です」
これはWHOの「国際がん研究機関」と13カ国の専門家が実施した調査。脳腫瘍の患者と健康な人、それぞれ過去10年の携帯を使う習慣について、比較と分析をしました。この調査には日本も参加しました。
カロリンスカ研究所 アンダース・アールボム博士
「今回の調査 、以前の調査とも携帯使用のリスクは見られません。ただ心配ならイヤホンや携帯の使用を控えること。携帯使用の子供への害を心配する根拠はないでしょう。ただ目下、子供の調査データはありません」
ただ調査の対象者と比べて、若者など今の方は携帯をもっと頻繁に使います。また、携帯を過度に使うことで脳腫瘍のリスクが高まる恐れは、完全に否定できません。携帯の睡眠や頭痛などへの影響もこれからの課題です。
新唐人記者がスウェーデンからお送りしました。