【新唐人2012年11月19日付ニュース】11月15日、中国黒龍江省大慶(だいけい)市でオイルタンクが爆発する事故が発生。貯蔵していたコールタールに火がつき、大慶市の上空は一瞬にして黒い煙に覆われました。
15日午前9時40分ころ、大慶市龍鳳区劉高手村の民営企業・大慶宝利通石油化学倉庫有限公司のオイルタンクが突然爆発。現場では瞬時に黒い煙が立ち上り、空を覆いました。
消防隊員の話によると、当初はオイルタンク一つに火がついて爆発したのが、消防隊が到着したころにはもう一つのタンクにも引火し、再度爆発が起こったそうです。
30台あまりの消防車と100人あまりの消防隊員が現場に派遣され、火はおよそ4時間後に消し止められました。この事故で二人が負傷し、病院に搬送。事故原因はまだわかっていません。
一方、事故に関する中国メディアによる報道はなく、ネットユーザーが現場の写真をネットに掲載しました。事故が中国共産党の新指導部が発足した日に発生したことから、ネットユーザーはこの事故は新指導部への大慶市民からのお祝いだと揶揄しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
(翻訳/坂本 ナレーター/村上 映像編集/工)