【新唐人2013年1月24日付ニュース】中国共産党機関紙「環球時報」は南方週末事件に対する社説の中で、また「海外敵対勢力」に言及しました。これに対し英国の中国通で、本局英語部の司会者・郝亦博はこのように言っています。
周知の通り、最近の最もホットな話題は「南方週末事件」です。詳しいことは皆様のほうが私のような「外人」よりよく知っていると思うので、ここでは言及しません。
この事件は私も注目しています。なぜかというと、中国庶民の創意に満ちたガッツのある声援写真のほか、中共政府系メディアの報道から人を不愉快にさせる言葉に気付いたからです。それは中共の官僚やメディアがいつも我々外国人をまたは海外在住の華人を「海外勢力」と呼んでいることです。
私を「外人」または「外国人」と呼ぶのは構いませんが、しかしなぜ「海外勢力」と呼ぶのでしょうか。まるで我々が敵でもあるかのようです。私は毎日中国茶を飲んで、地下鉄の中では三国誌を読み、中国語と中国伝統文化を紹介する番組まで開設しました。ここを見てください。私は中国名も持っています。私は中国伝統文化を愛していて、とても「中国的」だと自分で思っています。しかし「海外勢力」の話を英国人の私が解釈すると、みなさん信じないかもしれないので、「中国の最も格好いい歴史教師」の袁騰飛先生に聞いてみましょう。注意して聞いてください。袁先生は「海外勢力」の本当の意味を非常に明確に説明しています。袁先生はこう言っています。「彼らの先祖はドイツのマルクスで、彼らの指導者はロシアのレーニン、彼らの体制は旧ソ連モデルである『断固として西側のあの道は歩まない』と彼らはしかつめらしく言う」
「通勤にはドイツのアウディ、不動産は豪州に買う、腕にはスイスの腕時計、腰にはイタリアのベルト、嫁はフランスのルイ・ヴィトンを持ち、息子は英国に留学、孫の代はみな米国パスポートを持ち、西側の民主制度が拒絶される以外は西側のすべての良い物が彼らの基本スペックになっている」
この「海外勢力」は一体誰ですか?賢いあなたにはわかるはずです。
(翻訳/坂本 映像編集/工)