【新唐人2013年2月9日付ニュース】中国の微博の情報によると、オバマ大統領の google+ページに新たな悩みができたそうです。google+とはgoogleが開設した微博(ミニブログ)のようなものです。
原文はこうです。「google+では各書き込みに対するコメント数の上限は500、結果、オバマ大統領の最近の書き込みは深夜にも関わらず、1時間も経たないうちに中国人に占拠され、米国人は全くコメントできない。しかも四角い文字(漢字)は翻訳しても意味がわからない。沙発(ソファ)って何?板凳(腰掛)って何?」
BBCは「このまま行くと、たとえ中国がネット封鎖の壁をとりはらったとしても、米国のほうが新たに壁を作って、中国人を遮らないといけなくなる」と言っています。
私も不思議に思って見に行きました。確かに中国人が多く来ていました。オバマ大統領のページにコメントを残す行為を皆は「オバマを占拠する」と言っています。コメントを見てみると、ほとんどが封鎖の壁を乗り越えて出てきた人で、大統領を罵る人もいれば、政治庇護を求める人、中国人を救ってほしいとお願いする人、尖閣の主権を主張する人もいました。
こんな質問もありました。なぜオバマの500コメントがまだ占拠されていない?ある陝西省からのユーザーが答えます。「私は壁を乗り越えて出てきたばかりだ、壁を乗り越える人が少ないのではなく、中国政府のネット封鎖が更にひどくなったからだ。多くのソフトがアウトになり、やっと壁を乗り越えたと思ったらまたすぐ切断される」
創新工場の執行官・李開復は微博に「オバマ占拠を解決する最良の方法は習近平が微博を開設することだ」とコメント。確かに最近習近平が個人微博を開設するとの噂が流れています。
この噂に関してですが、可能性はあると思います。なぜなら中央宣伝部がすでにいかに「習近平を包囲」するか研究しており、北京市宣伝部長は500万人の五毛に微博開設を求めているそうです。私の推測ではもう一つの措置は新浪微博がろ過性能をさらにアップし、習近平が関連コメントを見られないようにすることです。情報によると百度も新浪微博に出資する予定だそうです。どうやら中共は新浪微博を新たな情報発信プラットフォームに改造したいようです。
本日のマイクロニュースはここまで。
(翻訳/坂本 映像編集/工)